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Libertad/Velvet Revolver (2007)


1. Let It Roll
2. She Mine
3. Get Out The Door
4. She Builds Quick Machines
5. The Last Fight
6. Pills, Demons & Etc.
7. American Man
8. Mary Mary
9. Just Sixteen
10. Can't Get It Out Of My Head
11. For A Brother
12. Spay
13. Gravedancer

Price Check.――― ¥ 200

きっと、この作品はスコット・ウェイランド(Vo.)が主導したんだろう。捻りのないパンク的アプローチが目立った前作から一転、ミドルテンポの曲調が増えた本作はStone Temple Pilotsのデビュー以来、スコットが信頼寄せるブレンダン・オブライエンをプロデューサーに迎えた骨太な一作。オープニングを飾る①こそ前作を踏襲したかのような凡百ソングだが、③から⑤と立て続くシングル群はスコットのヴォーカル映えるグルーヴ重視の曲で、ようやくバンドが<Feat. Scott Weiland>状態から脱却したことを確認出来る。⑤はRolling Stone誌で” the 100 Best Songs of 2007”に選出されているが、これはやや大袈裟な印象。もっとも同曲が前作にはない新機軸なのは事実で、バンドの看板ギタリストであるスラッシュの押し殺したギタープレイが何とも象徴的。全体的に小技を利かせたアレンジが多く、表題からしてマチスモな⑦ではカスタネットで拍を付けてくる。Electric Light Orchestraのカバー⑩は百戦錬磨のメンバーらしい遊び心が満載で、ギターソロに入った瞬間、それまでの愛を込めたノスタルジーを吹き飛ばす暑苦しいスラッシュのプレイには思わず笑ってしまった。良質なハードロック作品だが、リリースから間もなくスコット・ウェイランドの素行不良からバンドは活動停止の憂き目に。そこからスコットが脱退の道を辿ったのは、メンバー同士のエゴのぶつかり合いのためとのこと。ぶっちゃけ、スコットからすると、元GN'R組のソングライティングの能力が足りなかったんだろうね。

Libertad/Velvet Revolver (2007)

category: V-Z

tag: MUSIC 250円

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Contraband/Velvet Revolver (2004)


1. Sucker Train Blues
2. Do It For The Kids
3. Big Machine
4. Illegal i Song
5. Spectacle
6. Fall To Pieces
7. Headspace
8. Superhuman
9. Set Me Free
10. You Got No Right
11. Slither
12. Dirty Little Thing
13. Loving The Alien

Price Check.――― ¥ 30

「……ふぅん(このバンド、誰が曲を書くんだ?)」、ランディ・カスティロの追悼コンサートで、ジョシュ・トッド(Vo.)とキース・ネルソン(G.)のBuckcherryとスラッシュ(G.)、ダフ・マッケイガン(B.)、マット・ソーラム(Dr.)のいつもの元Guns N' Rosesの残党組が<Buck N' Roses>なるパーティーバンドを組んでから、音楽誌で度々に「その後」が報道されたバンドは、ジョシュが「抜けさせられた」後、結局、キース・ネルソンも「脱退」させ、私に冒頭の感想を浮かばせた。それからしばらくして、―――映画『ハルク』に提供した名曲⑨である。……いや、名曲、名曲、最高のリフ、最高のリフってその当時の各音楽誌の持ち上げ方が半端じゃなかったからさ。⑨の最高のリフは確かマットのアイディアを元にスラッシュが再構築したってインタヴュー記事を読んだ記憶があるが、とりあえず、聴けば分かるこれぞ<マスゴミ>リフ。この曲からもその全貌が察せられる通り、本作、典型的な駄作である。スコット・ウェイランド(Vo.)の加入時にはマテリアルは50曲以上あったらしいが、まともなソングライターがいないのだから何曲作ろうが意味は無い。キース・ネルソンのクレジット残る⑫が一番「まとも」な曲だろうが、……あ、⑪は仮にもグラミー賞の「Best Hard Rock Performance」部門受賞している曲だった。個人的には、詩的な意味で①の表題に関しては学ばせてもらうものがあった。ソングライターはいないと書いたが、zilchにも加入していたバンドのもう一人のギタリストであるデイヴ・クシュナーは例外。ただ、本作での彼は完全なサポート・ミュージシャンと化しているので存在しないのも同じだ。

Contraband/Velvet Revolver (2004)

category: V-Z

tag: MUSIC 100円

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