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hide TRIBUTE SPIRITS/Various Artists (1999)

hide TRIBUTE SPIRITS
1. Introduction
2. ROCKET DIVE(布袋寅泰)
3. Beauty&Stupid(清春,SHOJI)
4. TELL ME(kyo&TETSU)
5. ピンクスパイダー(SIAM SHADE)
6. LEMONed I Scream(shame)
7. ピンクスパイダー(CORNELIUS)
8. FLAME(ZEPPET STORE)
9. SCANNER(LUNA SEA)
10. DOUBT’99(BUCK-TICK)
11. ever free(TRANSTIC NERVE)
12. 限界破裂(Oblivion Dust)
13. MISERY(GLAY)
etc...

Price Check.――― ¥ 200

100万枚というトリビュートアルバムとしては異例の売り上げを記録したのはhideの元よりの人気に死後のメディア露出による後追いのファンの獲得、リリースした時期が大ヒットと云えばミリオンセラー!が当たり前だったCDバブル真っ只中の時期であることと、何より参加ミュージシャンの尋常ではない豪華さから。布袋寅泰、清春、SIAM SHADE、コーネリアス、BUCK-TICK、LUNA SEA、GLAY、YOSHIKI―――そうして、極めつけはhideの未発表音源と来たもんだ。そりゃファンは買うわな、買ったよ俺も。質も総じて高く、本作中でやり玉に挙がったのは音を軽くしてしまったSIAM SHADEの⑦くらいで、GLAYの⑬に至っては知人のGLAYファンが「ぶっちゃけ、GLAYの曲より良かった」なんて問題発言を咬ますJ-ROCKとなってしまっている。もっとも、本作で「……(持っていったな)」と誰もが思うのは布袋寅泰の②だろう。当初はBUCK-TICKがカバーを予定していたところを譲られて……のエピソードもさることながら、ラストの「さらば、赤い髪のエイリアン……」と続く歌詞カードに記載されていないオリジナルメッセージの破壊力の大きいこと。続く清春が歌えばハマりにハマる歌詞の③でさえ霞んでしまう。反則である。本作の本当の目玉であろうhideの⑭は、Xの名盤『BLUE BLOOD』に収録された自作曲のカバー。これがまた、I.N.Aの功績か、原曲のHR色を残しながらの打ち込みアレンジが素晴らしい。hideのくぐもったヴォーカル・パフォーマンス(拡声器でも使ってるのかしら?)が見事に生かされている。この曲だけでも買って良かったと思わせる出来だ。ラスト⑮はYOSHIKI入魂のピアノソロ。―――これぞ、トリビュートアルバム!と唸れる一枚。

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category: H-N

tag: MUSIC 250円 企画盤

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