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深緑/AJICO (2001)

深緑
1. 深緑
2. すてきなあたしの夢
3. 美しいこと
4. Lake
5. 青い鳥はいつも不満気
6. GARAGE DRIVE
7. メロディ
8. メリーゴーランド
9. フリーダム
10. 毛布もいらない
11. 波動
12. カゲロウソング

Price Check.――― ¥ 150

UAとBLANKEY JET CITYの浅井健一(G.)をダブルVo.に据え、リズム隊にRIZEで活躍していたTOKIE(B.)、ベテランのスタジオ・ミュージシャンである椎野恭一(Dr.)を起用して組まれたスーパー・バンド。浅井が全曲を作曲したとあってブランキー調のドライヴする音楽が展開されるかと思いきや、浅井のもうひとつのプロジェクトSHERBETSのようなオルタナティヴ・ロック寄りのアプローチ(実際、④はSHERBETSの「麦」が原曲)、シングル⑪の後半にあるようなジャム的な要素が見受けられ、総じてある種のサイケデリックな音楽性で本作は仕上げられている。元来、スーパー・バンドはリスナー/メディアの期待に応え切れず、このAJICOもそれに当て嵌まる―――が、それでも、安易なコマーシャリズムに流されての結成ではないところがこのバンドのミソで、登場した時点で間に合わせではない、列記としたバンドとしての風格があった。この手の媚びない姿勢がシーンの主流に登場したのには目を瞠るものがある。結局、ライヴ盤を一枚挟んで解散してしまうが、個人的にはBeck, Bogert & Appiceっぽくてスーパーバンドらしい幕切れとも思ったり。期待し過ぎなければ、UAの浮遊感ある歌声を楽しめる一作。

深緑/AJICO (2001)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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