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21st Century Breakdown/Green Day (2009)

21st Century Breakdown
1. SONG OF THE CENTURY
2. 21ST CENTURY BREAKDOWN
3. KNOW YOUR ENEMY
4. !VIVA LA GLORIA!
5. BEFORE THE LOBOTOMY
6. CHRISTIAN'S INFERNO
7. LAST NIGHT ON EARTH
8. EAST JESUS NOWHERE
9. PEACEMAKER
10. LAST OF THE AMERICAN GIRLS
11. MURDER CITY
12. ?VIVA LA GLORIA?(LITTLE GIRL)
etc...

Price Check.――― ¥ 250

前作『American Idiot』の成功に味をしめた訳じゃないだろうが、本作もまた、第一幕、第二幕、第三幕と用意した前作に続いてのコンセプトアルバム。そのテーマは「21世紀最初の大きな危機」という何ともシリアスなもの。モノローグ①から実質のOPトラック②がピアノで切って下ろされるように過去作と比して、一番の変化を感じるのはサウンドプロダクションだろう。全体的にテクノロジーを導入していて、インダストリアル色強い⑥あたりはGreen Dayと思って聴ていると面食らう。ストリングスを交えたお上品なセンチメンタル・チューン⑬も「あ、出てきちゃった!」感あるギターソロを含め物珍しく、前作で大好評だった<パンクオペラ>に該当する二部構成の組曲⑰もあるが、こちらは自作曲のオマージュが散見され、サービスで組み入れてきた感がある。前作が前作なので、どうしても比べてしまえば聴き劣りするが、メジャー配給らしいお金を掛けてブラッシュ・アップされた曲が収められていると思う。個人的にコンセプトアルバムでうっかり一発「売れて」しまったら、もう一度コンセプトアルバムを作って前作と兄弟作扱いさせるか、二枚組を出して「創作意欲が爆発している!」と評論家に唸らせるいう逃げ道があると思っていたので、前者の手順を踏んで来たGreen Dayの危機回避能力にリリース当時、こっそりと心のうちで拍手を送った思い出がある。

21st Century Breakdown/Green Day (2009)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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