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2013年11月のレヴュー更新(まとめ)

ひたすらメフィスト賞を消化していますが、……いやー、本当にカオスな賞なので思ったよりも捗らずにいます。来月あたりからレヴューしようと思っているんですが、想定より本数は少なそう。毎日更新しようと思っていたんですが、完全に無理ですわ。そんなこんで、今月は気分転換も兼ねて音楽のレヴューを続けてみました。本当は邦楽なりのほうがレヴューとしては面白いモノが書ける気もするのですが、それなりに疲れそうなので省エネ致しました。あと、……20作品くらいか。一応、メフィスト賞は全作品のレヴューを一気に!を目指して現在、読み続けている俺に拍手( ゚ロ゚ノノ゙☆ハイハイハイ

●アーティスト一覧●
One Day as a Lion
Jimmy Page & The Black Crowes
Helloween
Gamma Ray
The Darkness
Queensrÿche
Muse

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category: 更新情報

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One Day as a Lion/One Day as a Lion (2008)

one day as lion
1. Wild International
2. Ocean View
3. Last Letter
4. If You Fear Dying
5. One Day As a Lion

Price Check.――― ¥ 150

長らく噂だけが先行していたが、忘れる程の月日を経てようやく届けられたRage Against the Machine(以下、RATM)のザック・デ・ラ・ロチャ(Vo.&Key)とThe Mars Voltaのジョン・セオドア(Dr.)というある種のスーパープロジェクトによるミニアルバム。RATMが解散して以来、ザック以外のメンバーはクリス・コーネル(ex.Sound Garden)を迎えてAudioslaveとして割合早く活動を再開していたのに対し、率先して脱退したはずのザックはジョシュ・デイヴィス(DJ Shadow)やらトレント・レズナー(Nine Inch Nails)やらと組んでの曲を披露するも一向にアルバムをリリース出来ずの状態が続いていたが、本作でとりあえず、脱退後、―――のディスコグラフィーを作成出来た形。その音楽性は想像通りの、本場顔負けのザックのラップスキル、叩けばいちいち粉塵巻き起こるジョンの重音のグルーヴ、そして、そこに(これは想定外……な)ちゃちでノイジーなキーボードを織り交ぜたラップ・ロック。リードトラック①の重気味良いカウントから飛び出す残念感漂うキーボードの装飾音は結局、最後まで残念なままで、このプロジェクトが失敗したことを確信させてくれる。それでも、邪魔するキーボードに耳馴染めば、そこからはロックのダイナミズムを堪能出来る―――ジョン・セオドア劇場!ひたすらリピートして「聴ける」イントロのドラムワーク③の他、どの曲も気づけば、耳が追っているのはドラムとなる。そういう意味で、ザック目当てに聴くと拍子抜ける作品と云えるだろう。結局、ザックはこの「One Day as a Lion」としてアルバムを出すことなく、そして、これまた噂だけが尾ひれをつけている自身のソロアルバムも出すことなく、元鞘に戻ってRATMのVo.として現在に至っている。……何がしたかったんだ、ザックよ。

One Day as a Lion/One Day as a Lion (2008)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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Live at the Greek: Excess All Areas/Jimmy Page & The Black Crowes (2000)

Live at the Greek
Disc 1
1. Celebration Day
2. Custard Pie
3. Sick Again
4. What Is And What Should Never Be
etc...

Disc 2
1. The Lemon Song
2. Nobody's Fault But Mine
3. Heartbreaker
4. Hey Hey What Can I Do
etc...

Price Check.――― ¥ 300

デイヴィッド・カヴァデールとのCoverdale-Page、ロバート・プラントとのJimmy Page & Robert Plantといったジミー・ペイジのZEPブランドを活かしたコラボレーションにまたひとつ、……と言った感じで加わった、ロビンソン兄弟率いるThe Black Crowesとのギリシャでの共演ライヴ盤。収録の楽曲は勿論、Led Zeppelinのカタログからが多くを占め、そこにペイジ所縁のThe Yardbirdsや、B.B.キング、ジミー・ロジャース、エルモア・ジェイムスといったブルースの巨人たちによるスタンダード・ナンバーが入り混じる構成。一聴してまず思うのが、クリス・ロビンソン(Vo.)のパフォーマンスの安定感。Jimmy Page & Robert Plantでの寄る年波には勝てず、のロバート・プラントよりも流石に歌いこなしており、オリジナルに吹き込まれた超人的なソレは無いにしても、その枯れた声でサザン・ロック臭をまとったZEPナンバーに見事に変換している。そういう意味で、オリジナルに忠実に過ぎているリッチ・ロビンソン(G.)のプレイにはやや不満を感じるものの、リズム隊を含め総じてタイトに演奏されている好ライヴが展開されている。個人的にはメインとなっているZEPの曲よりも、Disc 1の⑦、Disc 2の⑦といったスタンダードな曲たちのほうが聴き応えがあった。ZEPの曲だと、どうしてもジョン・ボーナムのあのドラムの音を期待してしまうので、どの曲もどこか物足りなさを感じてしまうが、その点、軽快に跳ねるスタンダードはひたすら心地良く聴こえる。サウンドが良いのも◎。ZEP解散後、ジミー・ペイジのZEP以外のレコーディング関連では一番良いアルバムじゃないでしょうか。ところで、表題はニール・ダイアモンドのライヴ盤『Love at the Greek』のオマージュなのかね?

Live at the Greek: Excess All Areas/Jimmy Page & The Black Crowes (2000)

category: H-N

tag: MUSIC 500円

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Keeper of the Seven Keys : The Legacy/Helloween (2005)

keeper of the seven keys the legacy
1. The King For A 1000 Years
2. The Invisible Man
3. Born On Judgment Day
4. Pleasure Drone
5. Mrs. God
6. Silent Rain
7. Occasion Avenue
8. Light The Universe (feat. Candice Night)
9. Do You Know What Youre Fighting For?
10. Come Alive
11. Shade In The Shadow
12. Get It Up
13. My Life For One More Day

Price Check.――― ¥ 200

オリジナルメンバーによるJudas Priestの15年ぶりのスタジオアルバム『Angel of Retribution』のリリースに呼応するように、カボチャでお馴染みHelloweenが贈るバンドの代表作「Keeper of the Seven Keys」シリーズの新章。Judas Priestと違い、オリジナルメンバーで残っているのはマイケル・ヴァイカート(G.)とマーカス・グロスコフ(B.)の2人のみながら、「もはや」オリジナルメンバーとして扱うには十二分の時を過ごしているアンディ・デリス(Vo.)は近年の作品同様、作曲のクレジットに多く名を連ねているところから察せられるように、「キーパー・シリーズ」だから……といってヴァイカートが主導しているわけではなく、本作のリリースには―――メタル復興、この機を逃さず!といった背景が伺える。しかしながら、いきなり14分近い大曲①(Disc 1)で幕を明けるように、2枚組合わせて90分近いボリュームは意欲作には違いない。②は前作から迎えられたサシャ・ゲルストナー(G.)の曲で、続く④、⑥のように疾走曲を一手に任され、バンドに若々しい風を吹き込んでいる。リードトラック⑤に象徴される「もはや」Helloween印となっているひねくれメロディ製造機アンディ・デリスも相も変わらず絶好調。①と対する大曲⑦(Disc 2)では前任Vo.であるマイケル・キスクの声をサンプリングし、本作がキーパー・シリーズに連なる作品であることをしっかりアピール。⑦ではBlackmore's Nightのキャンディス・ナイト(Vo.)がゲスト出演し、華を添えている。そして、肝心のヴァイカートの曲だが、―――いや、⑨は良いか?でも、この曲調の中だから映えているのか?と首を傾げてしまうあたり、このバンドは今やアンディ・デリスたち、新加入のメンバーが支えているのだと思う。過大な期待を抱かなければ楽しめるので、「キーパー・シリーズ」の一作として捉えず、あくまでHelloweenの一作として捉えましょう。

Keeper of the Seven Keys : The Legacy/Helloween (2005)

category: H-N

tag: MUSIC 250円

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Keeper Of The Seven Keys Part 2/Helloween (1988)

Keeper of the Seven Keys2
1. Invitation
2. Eagle Fly Free
3. You Always Walk Alone
4. Rise And Fall
5. Dr. Stein
6. We Got The Right
7. March Of Time
8. I Want Out
9. Keeper Of The Seven Keys
10. Save Us

Price Check.――― ¥ 600

世界に向け、ドイツにHelloweenあり!と知らしめた前作と対をなすキーパー・シリーズの第2弾。前作がカイ・ハンセン(G.)主導のアルバムならば、本作はもう一人のギタリストであるマイケル・ヴァイカートが主役を張ったアルバム。前作での自作曲への低評価を覆すべく、全世界のHeavy Metalファン御存知のギター、ベース、ドラムの各パート全てにソロが用意されている”Hey, we think so supersonic!”②、十八番のコミカル・ソング⑤、vs”Halloween”な大曲⑩といった今なおセットリストから外されないバンドのクラシックを作曲し、各地域でゴールドディスクの獲得に貢献!Helloweenを《一発屋》で終わらないワールドワイドなバンドへと定着させた。そんなヴァイカートの独壇場かと思えば、勿論そんな訳も無く、これまた後進のバンドにカバーされ続ける「もはや」スタンダード⑧を含め、前作に引き続きカイのソングライティングも絶好調。サビ神々しい③、ダークなバラード⑥とさらりと2曲提供しているマイケル・キスク(Vo.)の存在も見逃せない。それでも、やはり本作の中核を為すのはヴァイカートの曲に間違いない。本作を最後にカイは脱退し、それからしばしHelloweenは低迷期を迎えてしまうが、そんな低迷期のアルバムを改めて聴き直してみれば、再評価したくなる曲のクレジットにはヴァイカートの名前が―――なんて事も間々あるので、面白いな、と。とりあえず、”Hey, we think so supersonic!”の歌詞だけは耳に入れておかないと(*´・ω-)bネッ!

Keeper Of The Seven Keys Part 2/Helloween (1988)

category: H-N

tag: MUSIC 750円 代表作

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Keeper Of The Seven Keys Part 1/Helloween (1987)

Keeper of the Seven Keys1
1. Initiation
2. I'm Alive
3. A Little Time
4. Twilight Of The Gods
5. A Tale That Wasn't Right
6. Future World
7. Halloween
8. Follow The Sign

Price Check.――― ¥ 550

時を遡って、2000年当時―――周りはLinkin Parkで「In the end~……!」としていた頃、俺はHelloweenで「I'm alive~~ッ!!」していた。……俺の音楽の趣味は10年遅れていたんだと思う。断じて、俺のセンスが悪いわけではない!と信じたい。さて、本作はドイツの老舗メタルバンドHelloweenの2ndアルバムであり、Heavy Metalを歌うためだけに生まれた男(本人は否定)マイケル・キスク(Vo.)を迎えての1作目、そして、何よりもHelloweenを世界に知らしめたキーパー・シリーズ第1弾!インストゥルメンタル①からの疾走曲②はIron Maiden、Judas Priestとも違う《新しい》ヘヴィ・メタルの誕生を高らかに告げてくれる一曲で、前作である1stアルバム「Walls Of Jericho」でVo.を兼任していたカイ・ハンセン(G.)を(……何故、お前が歌っていたんだ?)と問い詰めて黒歴史として葬り去るキスクの艶やかなハイトーンにただただ度肝を抜かれる。そうして、全編に渡って魅せ続けてくれるキスクの圧巻のヴォーカル・パフォーマンス。それでも、マイケル・キスクのソロアルバムとならないのは勿論、カイ、そして、もう一人のギタリストであるマイケル・ヴァイカートのドイツの誇る両輪のソングライティングに因る。本作では神経衰弱を患い、ヴァイカートが提供した曲は⑤とカイとの共作⑧を含めて2曲と少ないが、名曲かはともかく個性的で、アルバムにバラエティをもたらしている。本作のハイライトは、カイ作曲の時にユーモラスに、時にクラシカルに、万華鏡のように変幻する大曲⑦だろう。次作『Keeper Of The Seven Keys Part 2』で、ヴァイカートが対抗するように編んだ「Keeper of the Seven Keys」とともに、Helloweenを体現した初期の名曲となっている。

Keeper Of The Seven Keys Part 1/Helloween (1987)

category: H-N

tag: MUSIC 750円

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Land of the Free II/Gamma Ray (2007)

Land of the Free2
1. Into the Storm
2. From the Ashes
3. Rising Again
4. To Mother Earth
5. Rain
6. Leaving Hell
7. Empress
8. When the World
9. Opportunity
10. Real World
11. Hear Me Calling
12. Insurrection

Price Check.――― ¥ 150

00年前後の作品からIron Maiden、Judas Priestといった先達バンドのオマージュが散見され始めたカイ・ハンセン(Vo.&G.)だが、バンドの代表作である4th『Land Of The Free』の続編とアナウンスされた本作でも、絞首台に向かいそうなイントロからして―――やりやがった!感満載の②を筆頭にそこは変わらず。しかしながら、ファンの首をもぐ意図さえ感じさせる驀進曲④、ロシア民謡を取り入れたダニエル・ツィマーマン(Dr.)作曲の⑦、オマージュありつつもGamma Ray印の打たれた異国情緒溢れる⑪など、こちらも相も変わらずのバラエティに富んだ曲を揃えている。歌詞が素晴らしいというバンドではないだけに、『Land Of The Free』の続編、というのは販促以上の意味が無いのが残念だが、久しぶりに手に取るキッカケにはなるし、実際、聴いてみれば(オマージュ部分も含め)懐かしさも出て、青春時代の「音楽」を思い出させてくれたので代表作を持っているアーティストは強いな、と。このCD不況下、体裁に拘らず、「Ⅲ」「Ⅳ」と出すのも有りだと思います。個人的に、11分を超える大作⑫は評判の割に冗長な印象。……期待し過ぎたかね?

Land of the Free II/Gamma Ray (2007)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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Land of the Free/Gamma Ray (1995)

Land of the Free
1. Rebellion in Dreamland
2. Man on a Mission
3. Fairytale
4. All of the Damned
5. Rising of the Damned
6. Gods of Deliverance
7. Farewell
8. Salvation's Calling
9. Land of the Free
10. Savior
11. Abyss of the Void
12. Time to Break Free
13. Afterlife

Price Check.――― ¥ 650

バンドの《最高傑作》のみならず、リリースされた90年代においてもメタルの《最高傑作》に挙げられることもあるカイ・ハンセン(Vo.&G.)率いるGamma Rayの4thアルバム。Gamma Rayは1stから3rd、そして、本作である4th以降という大きく分けての二期があり、その基準となるのは「誰が歌っているか?」のヴォーカル・パート。前期では専任Vo.としてラルフ・シーパースが、後期ではカイ・ハンセン自身がG.と兼任して歌い続けている。本作はその後期の始まりを告げる一作目なのだが、何故にVo.交代が起こったのかと云えば、ラルフがロブ・ハルフォードの抜けたJudas Priestのオーディションの最終選考に残り、バンド活動に支障を来たして止むを得ず、……という背景から。こんなエピソードからも察せられる通り、ラルフの実力は折り紙付きで、リリース当初ならず、未だ専任Vo.を迎えないことに否定的な意見も見られるが、カイのどこかユーモラスな声質は正統派とは言えないまでも個性的で、他のアーティストのアルバムにもゲストに招かれているように慣れてしまえば魅力的に響く。しかしながら本作、目を剥くゲストとして盟友マイケル・キスク(Vo.)が⑨、⑫でリードVo.を取っているため、余計に残念感が際立ってしまうのが玉に瑕。それでも、ドラマティックなコーラスとワウの歪みに彩られた大作①、蠱惑的な歌メロを持つ代表曲②、そのカウンターの小曲③と立て続くメロディック・スピード・メタルはカイがHelloween在籍中に残したキーパー・シリーズ(通称・守護神伝)と比肩するアルバムを作ったことを十分に証明してくれる。⑬は自殺した盟友インゴ・シュヴィヒテンバーグに捧げられた曲。シャウト、ギター、そして、この手の背景を持つ曲にしてはビックリするくらいドラムのオカズが多く、どこまでもカイ・ハンセンらしい「躁」が堪能出来る。

Land of the Free/Gamma Ray (1995)

category: A-G

tag: MUSIC 750円 代表作

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Hot Cakes/The Darkness (2012)

Hot Cakes
1. Every Inch of You
2. Nothing’s Gonna Stop Us
3. With A Woman
4. Keep Me Hangin’ On
5. Livin’ Each Day Blind
6. Everybody Have A Good Time
7. She Just A Girl Eddie
8. Forbidden Love
9. Concrete
10. Street Spirit
11. Love Is Not The Answer

Price Check.――― ¥ 200

バンドの華ジャスティン・ホ―キンス(Vo.&G.)が薬物問題で脱退、残されたメンバーはダン・ホ―キンス(G.)を中心に新バンドStone Godsを結成、これでバンドは事実上の解散となり、ジャスティンはジャスティンで薬物問題を解決すれば新バンドHot Legを結成し、―――と、2ndアルバムのセールス不振後、坂道を転げ落ちるように《一発屋》の王道を辿ったThe Darknessだが、2011年にまさかのオリジナルメンバーで再結成、明くる年の2012年に届けられた3rdアルバムが本作「Hot Cakes」。このCD不況の中(だからこそなのか)、UKアルバムチャート初登場4位と健闘し、ノスタルジーとともに暖かく迎えられた。肝心の音楽性は1stと2nd、ハードロックとハードポップの中間を取ったもので、前作で見られたおフザけが過ぎた歌詞は自重されつつ、ジャスティンの高音ファルセット、華やかなコーラスワーク、健在のホ―キンス兄弟のツインギターに彩られたシングル⑥に象徴される期待を裏切らない堅実な一作となっている。しかしながら、バンドの新しい代名詞というか、新規を開拓出来るような曲が無いのが残念と云えば残念。原点回帰を狙ったのもあったのだろうが、2本のギター、ベースにドラムのバンドメンバーだけで再現出来る曲で作曲されていて、それがこのバンドに不似合いな「堅実」なんて印象を与えてしまっている。そういう意味で、Radioheadのカバー⑩は本領を発揮した一曲。壊し過ぎだろ、Iron Maidenかと思ったわ(笑)

Hot Cakes/The Darkness (2012)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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One Way Ticket to Hell... and Back/The Darkness (2005)

One Way Ticket to Hell
1. One Way Ticket
2. Knockers
3. Is It Just Me?
4. Dinner Lady Arms
5. Seemed Like A Good Idea At the Time
6. Hazel Eyes
7. Bald
8. Girlfriend
9. English Country Garden
10. Blind Man

Price Check.――― ¥ 50

本作収録曲のクレジットには残っているものの、フランキー・ポーレイン(B.)がリリース前に脱退という報に何となくの予兆を感じつつ、―――大人から子供まで夢中にさせた、なんて使い古されたフレーズに違わぬ大成功を収めた前作『Permission to Land』から、いざ尋常に!の大英帝国の秘密兵器The Darknessの2ndアルバムは、プロデューサーにロイ・トーマス・ベイカーを招聘していることからも察せられる通り、QUEENの後継を睨んだ野心溢れる一作……だったが、見事なまでに大コケ、バンドは《一発屋》と認定されてしまった。しかしながら浮動票に見放されたのは話題先行、ジョークのようなジャスティン・ホ―キンス(Vo.&G.)の“ヨーデル”ヴォーカルの鍍金が剥がれたのかと云えば、おそらく違うだろう。単純に、前作として比して曲のクオリティが低いのだ。異国のメロディをアクセントにした曲が多く、そこにジャスティンの特異なヴォーカルが乗って―――物珍しさに腐心するあまり、リズムにまで気が回らなかったのが痛かった。どれも単調で、リピートを誘えない。1stシングルに選ばれた①はその典型に挙げられるだろう。しかしながら、脱退したフランキーを始め、メンバーも本作のベストトラックに挙げている⑥はまさに出色の出来。ケルトのメロディとヨーデルでなぞる中華風のメロディはひたすらに楽しい。ジャスティン自身も嗤う己の後退する頭髪をテーマにした問題作⑦も、歌詞を除けば、ダークなハードロックで耳惹くCool!な一曲だ。……そう、このバンド、実は歌詞がダサいのが最大の問題点。前作の大ヒットでジャスティンはバラエティ番組にも引っ張りだこだったらしいが、そのイメージがそもそも聴くことを拒否させてしまった部分があると思う。誰だって、好き好んで芸人の《ロック》なんて聴きたくないのだ。とりあえず、本作に関して云えば、前述の⑥さえ聴いておけば問題無いだろう。

One Way Ticket to Hell... and Back/The Darkness (2005)

category: O-U

tag: MUSIC 100円

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