ナマクラ!Reviews

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2015年1月のレヴュー更新(まとめ)

このまま更新が止まるんじゃねえか?って自分で疑うくらいに書く気が起こらんな。それもこれも、読書メーターが悪い。俺に「楽」を覚えさせてしまった。いや、そもそもの話をすれば、ここ数年はレヴューが長過ぎて書く気もそうだが、自分でも読む気が起こらんのがいかん。……どげんかせんといかん!どげんかせんといかん!そうは思いつつ、もはや書くのが面倒になってきもうした。。゚(゚´Д`゚)゜。。ウァァァン!いっそ書き溜めているレヴューは全部、(ただ今、編集中)で挙げちまうか。さて、二月は果たして更新があるのかな?自分でも気になるぜ!それでは皆様、ヴァレンタインデーにはお気をつけて!

●本屋大賞●
第9回本屋大賞 8位:ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~/三上延

●受賞作以外のライトノベル●
MF文庫J:機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy"/海冬レイジ

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☆★ 今月のパワープレイ ☆★

2015年1月

#.11 ROSE OF PAIN/X 【BLUE BLOOD (1989)】
HIDE(G.)もPATA(G.)も好きなんだが、この曲に関しては、たとえば「俺様」イングヴェイ(G.)やらのテクニシャンに弾いて欲しいと思っちゃうのよね。勿論、原曲に忠実に。バッハの『フーガ ト短調』を引用してるからなのも十分承知の上で、本当に《クラシック》に感じる長尺の名曲。個人的に、Xの曲のなかで1,2を争う俺的名曲。全然、飽きませんわ。

#.1 ART OF LIFE/X JAPAN 【ART OF LIFE (1993)】
誰だったかが、Twitterで「当時は蛇足に思えたピアノソロがいつしか聴けるようになった」なる趣旨のツイートを目にしたが、実際、本当に聴けるようになったよね。何でなのか考えたんだが、時間への体感が鈍ったからのような気がするのよね。3分(ポップス)がつまらなく感じている自分がいる。

#.2 DICE/hide 【hide BEST 〜PSYCHOMMUNITY~ (2000)】
テリー・ボジオ(Dr.)が叩いている!と言われると納得してしまうハードヒットが印象的な曲だが、垂れ流すリビドーとか言葉遣いがいちいち格好良いよね。HIDEは作詞家としては「既成」の言葉を繋げてくるのが何とも妙味がある。

#.3 Tochi/HAYAKAWA  【Hone (骨) (2003)】
知名度はあまり高いとは言えないが、早川岳晴(B.)の「音」は本当、格好良く響くわ。この曲の中間パートでのソロなんてのはそれを如実に表してくれてる。ロック的なダイナミズムを持ったベースの音を堪能したい方は是非。

#.5 WING/ぱすぽ☆ 【One World (2012)】
西川貴教のニコニコ動画番組「イエノミ」を視聴していたら、―――この曲だけは好き!なる話を耳にして興味本位で聴いてみたら、ハマってしまったでゴザル(´Д`)トホホホ!世界一周ロックの旅『ぱすぽ☆エアライン3部作』の第3弾「ぱすぽ☆meets German METAL」らしいが、この路線が続いていたら拙者、追ってしまった可能性が高いので、方向転換してくれてたお陰で助かったわ。……たとえ孤独が待ってても、空を取り戻せ!中2マインドが刺激される歌詞だぜ!

category: 更新情報

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Boys for Pele/Tori Amos (1996)

Boys for Pele
1. Horses
2. Blood roses
3. Father Lucifer
4. Professional Widow
5. Mr Zebra
6. Marianne
7. Caught a lite sneeze
8. Muhammad my friend
9. Hey Jupiter
10. Way down
11. Little Amsterdam
12. Talula
13. Not the Red Baron
etc...

Price Check.――― ¥ 100

トーリ・エイモスのキャリアに少なくない「傷」をつけた本作は全19曲、70分を超える大作。チェンバロを大胆に導入するなど、分かり易い実験色が目立つのも、デビュー以来のプロデューサーであり、恋人でもあったエリック・ロッセと破局し、セルフ・プロデュースとなったことも関係無くないだろう。天才は兎角、画一的であり、拡張的―――そんな矛盾を表現してくれるように、「個」が躍る。特に②、④、⑦はチェンバロを用いた初めての<Rock>と形容しても良い程に攻撃的で、彼女がその才を比されるKate Bushとは明らかに違うベクトルへ深化させているのが分かる。ただ、作品全体としては如何せん冗長で、アクセントとなっているチェンバロはあまりに個性的な音となって、他の曲との融和を拒んでいる。散漫だ。いわゆる天才型のアーティストがよく踏み入れる冗長で散漫、そんな迷走をトーリ・エイモスも踏襲した感じ。セールスこそ悪くは無かったが、次作での落ち目のキッカケは本作にあるのは間違いないだろう。⑬は天才女性アーティスト(笑)が好んで取り上げるパイロットをテーマにしたもの、⑭はベトナム戦争で使用された枯葉剤を歌った反戦歌。余談ですが、失恋の痛手のなかで本作の制作を進めたトーリ・エイモスだが、この時のサウンド・エンジニアと後に結婚します。

Boys for Pele/Tori Amos (1996)

category: O-U

tag: MUSIC 100円

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Under The Pink/Tori Amos (1994)

Under the Pink
1. Pretty Good Year
2. God
3. Bells For Her
4. Past The Mission
5. Baker Baker
6. The Wrong Band
7. The Waitress
8. Cornflake Girl
9. Icicle
10. Cloud On My Tounge
11. Space Dog
12. Yes, Anastasia

Price Check.――― ¥ 200

デビュー作で成功を収めたアーティストにとって、2ndアルバムはその才能を超一流のソレと認識させるか、しばしシーンの一線に残る権利を獲得するか、はたまた一発屋として処理されるか―――本人の事情or都合なんて意にも介されず、勝手に「見極められてしまう」、キャリアにおいて1stアルバム以上に大事な勝負作と云える。陰影ある情念をピアノに、そして、声に乗せ、ロックバンドよりも「90年代」を最前線で先取ったトーリ・エイモス。ミリオン・セラーとなった1stアルバムに続く本作は、才能を超一流のソレと認識させるまでには至らないながらも、しばしシーンの一線で活躍を約束させるに足る快作。一言で云えば、音が<ポップ>になった。それはマーケットを意識したというよりも単純に前作の成功から予算と時間を十分に取れた故のごく自然な変化だろう。音楽性自体は特段の変化は無く、前作同様、ピアノを軸に①、⑦に代表される「静」から「動」へのロックバンドもかくやのダイナミックな展開が印象的だ。ギターによるノイジーなアレンジ光る②、ピアノとドラムが両輪となって躍る⑧の両シングルは「選ばれる」だけの出来で、やはり作中でも耳を惹く。前作のアクの強さこそないが、その分、SSWとして洗練された一作。

Under The Pink/Tori Amos (1994)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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Little Earthquakes/Tori Amos (1992)

Little Earthquakes
1. Crucify
2. Girl
3. Silent All These Years
4. Precious Things
5. Winter
6. Happy Phantom
7. China
8. Leather
9. Mother
10. Tear In Your Hand
11. Me And A Gun
12. Little Earthquakes

Price Check.――― ¥ 350

かのKate Bushの名を引き合いに出される、米国孤高の歌姫トーリ・エイモスのデビュー作。ピアノを全面に押し出した仄暗いファンタジータッチな曲と情感溢れる声はなるほど、Kate Bushに比されるだけの高いクオリティで、似ている、の一言で片づけられない衝撃的な個性を感じざるを得ない。発表当時、まさに直撃中のオルタナティヴ・ムーヴメントへの呼応からか、アレンジも驚くほど攻撃的で、④のドラムの入り方なんて鼓膜への爆弾テロだ。ただ、本作の数年後に出すカバーアルバムには泣く子も頭を振るスレイヤーの名曲≪Raining Blood≫を収録しているので、その辺を考えれば、当然のアレンジなのかもしれない。本作以降の作品も素晴らしいが、ロック色が一番強い点でイチオシなのが本作。売り上げ的な意味合いもあるだろうが、シングル③、⑤はエイモスの代表曲、そして、90年代の名曲として数えられている。

Little Earthquakes/Tori Amos (1992)

category: O-U

tag: MUSIC 500円 代表作

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MF文庫J:機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy"/海冬レイジ

機巧少女は傷つかない

answer.――― 72 点
《売れるものを作る》ということを、ともするとネガティヴに捉えてしまう方がいるが、それは自分の才能に限界を設けるどころか、元よりあったその才能の限界の三歩と言わず、十歩、二十歩手前にわざわざ設ける、信じ難い「間違え」だ。《売れる》ために答えを突き詰められれば、その意図した工夫を、人は作り手の《魂》とさえ見間違い、熱烈に歓迎する。踏みこめば《売れるものを作る》、これを本気で取り組められれば才能の限界さえ突破出来る。要は、取り組み方次第で全てが変わるのだ。《売れる》ために採った選択により自らの株を下げる結果が出てしまったのなら、選択が間違いだったと安易に己をなじるのではなく、まず、その程度しか《売れる》ことを突き詰めていなかった事実(自分)に気づくべきだろう。そう、創作を舐めているのは、己の感性を矯正しないままに―――《売れるものを作った》気になっている作り手なのである。彼らは頭から《売れているもの》を「舐めた」耳目で読み、聴き、見る三流の消費者であることは言うまでもない。03年に富士見ミステリー文庫から『バクト!』 でデビューし、今やレーベルを跨いで業界をSURVIVEしている海冬レイジ。本作は氏の事実上の代表作である『機巧少女は傷つかない』シリーズの第1巻。概要は、世界大戦の迫る二十世紀、自動人形の世界一を決める<夜会>に参加すべく日本より英国へ留学してきた主人公が内に秘めた本当の目的とは……というもの。いわゆる「王道」、いわゆる俺TUEEEE!である。本作に目新しい要素は無い。実際、読んでいても「整えられていく」状況に、どこか既視感を覚えるのも至極当然だろう。がしかし、これは随所に著者のなかなかの《売る》意気込みを感じる。俺TUEEEE!でも、俺はまだ……!や影でモテモテ、下ネタ、悲惨な過去、因縁など、誰しも不快にならない《お約束》のオンパレードは勿論だが、たとえば冒頭も冒頭、《止まらない列車を止める》オープニング。内から外へのアクション、「列車」の採用……たとえば著者はそういう工夫をしている。別に、それが新しいわけでも、とりわけ良いというわけでもない。ただ、そういう「当たり前」を抜かりなく続けていく。刊行ペースを含め《仕事》を感じるシリーズ。書いていて著者自身が楽しいかは定かではないが、陰に日向にな《仕事》は評価に値すると思う。

MF文庫J:機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy"/海冬レイジ  (2009)

category: か行の作家

tag: OPEN 70点 海冬レイジ

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2014年のMedeskiが(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ 言った!言ってやった!

去年の「2013年のMedeskiが(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ 言った!言ってやった!」に引き続いて、一年で更新した記事を自画自賛する年始企画。今年は正直な話、あまり手応えを感じないレヴューを更新していったのだが、せっかくなので気分転換に選んでみました。でも、……うーん、やっぱり、『ミナミノミナミノ』でこのブログで書きたかったことは書いちゃったんだよね。ここで挙げるレヴューよりも、個人的には『ミナミノミナミノ』のレヴューを読んで欲しいわ。なんて書きつつ、一番下で☆特別「自画自賛」レヴュー★に選んだ『All Time Best Album 100!』は、まさに入魂の企画記事だったのを選んでいるうちに思い出したので、そちらは是非とも覗いて頂きたいところ。何にせよ、2014年のMedeskiが(o゚Д゚)=◯)`3゜)∵ 言った!言ってやった!の始まり、始まり~!

* 画像(もしくは、作品タイトル)をクリックしますと、該当のレヴューに飛びます。


舞城王太郎の文体を語るとき、その多くが独特な《カタカナ》の使用法について考察していくと思うが、同じ《カタカナ》言及でも、本作のレヴューでの「チャッチャッチャッチャッ」以降の言及はかなり珍しいと思われる。てか、俺じゃねえと書けねえ気がする。時たま、ナニ言ってんだコイツwwwと小馬鹿にしてくるのがいるが、とりあえずやってみろ、《意味が解る》から。

個人的にはさして印象の残っていなかったレヴューだったが、知人から誉められたので読み直してみると、……なるほど、これはなかなか実践的。と納得したので、ここにランクイン。ただ、作品を読んでいないと(……?)となってしまうこと請け合いのレヴューなので、実際に作品を読んでみてから改めてレヴューを読み直してみてくださいな、と。

☆佳作「自画自賛」レヴュー★


レヴュー内容どうこうというよりも、(当人はまったく自覚がないが)辛口と言われているこのナマクラ!Reviewsが【高得点】の上に【推薦】している事実が大事だよね。人間、気になっても実際に手を伸ばすまで時間が掛かるものだが、―――思春期のうちに読まなければならない。なんて大袈裟なフレーズまで使っているのが自分でも好感を持ちました。読ませたい、と我ながら珍しく真摯に訴えているレヴューです。


この中途半端なレヴューを選んでしまうあたりで、今年がレヴュー不作の年だったことを証明してしまうわけだが、社会人の件―――「何か勘違いしてんじゃねえの?愚痴るような会社に入ったのはお前だろ?悪いの、全部お前じゃん」はなかなか的を射ていると思うので、これから作家になる人、もしくは、「うっかり」なってみたものの愚痴ってしまっている人には役立つレヴューだと思う。でも、このレヴューにかぎらずだが、本当に「長い」わ。いい加減、400文字前後で仕上げていた頃に戻りたい。

☆特別「自画自賛」レヴュー★


All Time Best Album 100!

2014年のナマクラ!Reviewsで更新した記事のなかで、ベストワークを挙げるなら間違いなくこの「All Time Best Album 100!」企画。これは本当に頑張った。兎に角、選び切れない!実際にこの記事を読んでいる貴方も選んでみて貰えば解かる。よくぞまあ、―――選んだ!選び切った!凄い、俺って凄いわ!とひたすら自画自賛したくなる所業になります。今年も、この「All Time Best Album 100!」ならぬ「All Time Best Song 100!」的な企画を出来ると良いな。と適当に思っております。何気に一言コメントを頑張っているので流し読んで頂ければ幸いです。自分でもたまに読んじゃうんだよね、懐かしくて。


受賞作を「全部」読んだことがある人って凄くない?日本ファンタジーノベル大賞の受賞作、私、―――とうとう「全部」読み通しました。そんな凄い私が受賞作のなかで読んでおくとお得だと思う受賞作を選んでみました。ちなみに、『バルタザールの遍歴』をBEST5に選んでないとか(笑)って方、もっと世間一般のエンタメ感性を知りましょう。

category: (」゚ロ゚)」

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