ナマクラ!Reviews

03/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30./05

中公文庫:虚人たち/筒井康隆

No Photo
(あらすじ)
同時に、しかも別々に誘拐された美貌の妻と娘の悲鳴がはるかに聞こえる。自らが小説の登場人物であることを意識しつつ、主人公は必死の捜索に出るが…。小説形式からのその恐ろしいまでの“自由”に、現実の制約は蒼ざめ、読者さえも立ちすくむ前人未踏の話題作。

answer.――― 30 点

筒井康隆の数多くある作品のなかでも、「読み手を突き放す」アマチュアリズム溢れる一作。こんな本があるんだ、という意味では読んでおいて損は無い。特に奇天烈な作品制作を目論む作家志望には良いお灸となるので、その点では推奨したい(尚、Wikipediaなどで作品解説を既読した上で臨むことも合わせて推奨。意図を理解していてさえ掛かるストレス、書き手の勝手な実験に付き合わざるをえない読み手のストレスを知ろう)。時折りと云わず、筒井康隆の代表作!と謳われてしまうが、ある面では確かに間違っていない作品だけに余計に罪深い。

中公文庫:虚人たち/筒井康隆 (1981)

category: た行の作家

tag: OPEN 30点 筒井康隆

[edit]

page top

« 新潮文庫:旅のラゴス/筒井康隆  |  2014年06月のレヴュー更新(まとめ) »

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://medeski02.blog95.fc2.com/tb.php/1000-60b195f7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top