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RAY/BUMP OF CHICKEN (2014)


1. WILL
2. 虹を待つ人
3. ray
4. サザンクロス
5. ラストワン
6. morning glow
7. ゼロ
8. トーチ
9. Smile
10. firefly
11. white note
12. 友達の唄
13. (please)forgive
14. グッドラック

Price Check.――― ¥ 200

BUMP OF CHICKEN、どこを目指す?と思わず首を傾げた格好で聴いてしまった7thアルバム。前作『COSMONAUT』より3年のブランクを置いてのリリースとなったわけだが、その間の映画やドラマ、ゲームの大々的なタイアップが付いたシングルが5曲収録されているように、バンドの活動自体は切れ目なく続いていた印象。シングル曲でとりわけ話題になったと云えるのが、初音ミクとのコラボレーション・バージョンが制作された表題曲③「RAY」だろう。ファンの間で賛否両論となったとのことだが、……この辺は本当に時代を感じるエピソード。そもそも、BUMP OF CHICKENは「ボクらの」というヲタクご用達のバンドとしてチャートを駆け上がっていったイメージがあるので、長ネギを持ち、長ネギを振る初音ミクとのコラボレーションはある種必然、遅過ぎるくらいに思ったが、それを否定されるってことは本当に日本のロックシーンを背負うバンドになったってことなんでしょう。実際、順当に年齢を重ねた証左に、あからさまなファンタジーからは距離を置き、宇宙を臨み、それを謳う姿勢はヲタクが大人になった姿として正しい。2nd『THE LIVING DEAD』収録の曲なんて本人たちだってそろそろ覚悟を決めないと若い子たちの前では歌えまい。……と、歌詞の問題は片付いたところで、ここで冒頭「BUMP OF CHICKEN、どこを目指す?」と問いたくなるのは、その音楽性。前作で垣間見せたルーツ・ミュージックへいよいよ踏み込むものだとばかり思っていただけに聴いてみれば拍子抜け、音楽的探究が見られないのが何よりも残念だった。ここに収められている曲は他のバンドでも届けられる。BUMP OF CHICKENだからその規模で届けられる曲があると思う。真ん中にいるバンドが鳴らす音にしてはつまらない。音だけはファンタジーを残しておいて欲しいね。俺、……特にファンってわけじゃないけどさ!

RAY/BUMP OF CHICKEN (2014)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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