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第18回メフィスト賞 受賞作:日曜日の沈黙/石崎幸二

日曜日の沈黙
(あらすじ)
「ミステリィの館」へようこそ。もともと当ホテルは密室で死んだ作家・来木来人の館。これから行われるイベントでは、彼が遺したという「お金では買えない究極のトリック」を探っていただきます。まずは趣向をこらした連続殺人劇をどうぞ。20世紀最後の「メフィスト賞」受賞作!究極のトリックを封印したミステリィの館で推理合戦!

answer.――― 53 点
とある助教授が「殺人事件の本ばかり読んでいるんです 」と嘆けば、その嘆かれた教え子は「ミステリィです」と訂正するように、ミステリーに殺人事件は付き物だが、本作では死人は出れども……というアットホームなミステリー。いざ手に取って頁をめくれば、序盤からユリとミリアという女子高生コンビのワキャバカワキャバカした台詞の羅列に閉口すること必至のおバカなミステリー(の予)感満載で、この軽さを(これはこれで……)と楽しめる人と眉をひそめて(……売り物じゃねえ!)と早々に結論づけてそのまま投げる人に分かれると思うが、個人的には後者のほうが大勢を占める気がする。ただ、(どっちがどっちかたまに判別つかなくなる)ユリとミリアという《イマドキ》の象徴が作中の推理を壊していくので、この辺はアンチテーゼ的で存在感があった。バーコードの打たれた縦書きよりも無償の横書き(web小説)が似合う作品です。

第18回メフィスト賞 受賞作:日曜日の沈黙/石崎幸二

category: メフィスト賞

tag: OPEN 50点 石崎幸二

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