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Bring on the Night/Sting (1986)

Bring on the Night
(内容)
スティングの初のソロアルバム『ブルー・タートルの夢』リリース後に行なわれたコンサート・ツアーの模様を収録した2枚組ライヴ盤。ブランフォード・マルサリス(sax)を始めとするアルバム参加メンバーたちによるハイ・クオリティな演奏をじっくり楽しめる。

Price Check.――― ¥ 300

80年代前半のロックシーンを振り返るならば間違いなくその中心に配されるバンドのひとつに数えられるThe Policeのフロントマン、スティング(Vo.&B.)のソロワークにおける初のライヴアルバムが本作『Bring on the Night』。ジャズピアニストの上原ひろみがフェイバリットに挙げているように、ブランフォード・マルサリス(sax)、ダリル・ジョーンズ(B.)、オマー・ハキム(Dr.)など本作リリース当時は新進気鋭―――そして、30年の時を経ても未だ第一線で活躍するミュージシャンたちを金に物を言わせて(?)起用しており、各曲、ロックにあるまじき上品なアレンジ、テクニカルなアドリブが施されている。とりあえず、百聞は一見に如かず!ではないが、Disc 1における①「Bring On The Night / When The World Is Running Down You Make The Best Of What's Still Around」、今は亡きケニー・カークランドの後世に語り継ぎたいピアノソロを聴いて頂きたい。流麗極まりないアドリブプレイ、そこから完全に客ウケを狙っているアドリブ風味の決め打ちは解っちゃいるけど逆らえるはずもない絢爛の「ジャズ」パフォーマンス。本作の名義が「スティング」なのが記載ミスにさえ思えるはずだ。収録曲はソロでの1st『ブルー・タートルの夢(The Dream of the Blue Turtles)』を軸にはしているが、シングルのB面にブルース・スタンダード、それらにThe Police時代の楽曲を惜しみなく組み込んだなかなかにマニアックな選曲で、その辺も後追いのファンならば付加価値がつけられるかもしれない。何にせよ、スティング(主役)が脇に追いやられてしまうことが間々起こってしまっているライブアルバム。貴重ですわ。ちなみに本作、基本は2枚組のはずだが、2枚に分けずに一枚にまとめた仕様もある模様。

Bring on the Night/Sting (1986)

category: O-U

tag: MUSIC 500円

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