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Royal Albert Hall London May 2-3-5-6, 2005/Cream (2005)


(内容)
37年間の不在を経てクリームは2005年5月に再結成をした。ロイヤル・アルバート・ホールでの一連のコンサートのためで、これが彼らの最後のイギリスでのステージだった。常に真摯に音楽に取り組んできた3人組らしく、彼らはファンファーレもなしに舞台にあがると、手短にサウンド・チェックをして、完璧な「I'm So Glad」を演奏した。

Price Check.――― ¥ 150

リヴァイヴァル・ブームの先駆けだったのか、便乗だったのか、それとも、あくまで「たまたま」だったのか。再結成の経緯&通説はもはや思い出せないが、エリック・クラプトン(G.)、ジャック・ブルース(B.)、ジンジャー・ベイカー(Dr.)のレジェンドたちが「伝説、再び……」と銘打ってロイヤル・アルバート・ホールを満員にして、お金をたんまりと稼いだ。本作は、そんな身も蓋もないようなライヴを吹き込んだもの。誰しも聴後の印象は、枯れている、に尽きると思う。「あの」インプロビゼーションは当然起こるはずもなく、Creamへの思い入れがなければ、耳に届いてくるのは老いたレジェンドたちの「出来るうちに演っておこう」的共演である……なので、決して期待して聴いてはいけない。しかし、実際に観たことも聴いたこともない「バンド」、Creamへの憧憬、老いたロックスターたちの今現在というゴシップ的興味から聴きたくなってしまうのも人間の性だと思う。頭から馬鹿にするつもりで聴いてみれば、瞬間、瞬間に煌めきも捉えられる。個人的には、ジンジャー・ベイカーのドラムの「軽さ」に暗い喜びを見い出してしまった。老いるということを教えてくれる2枚組ライヴアルバム。

Royal Albert Hall London May 2-3-5-6, 2005/Cream (2005)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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