ナマクラ!Reviews

03/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30./05

Philharmonic or die/くるり (2008)

Philharmonic or die
(内容)
パシフィコ横浜でのウィーンアンバサーデオーケストラとの豪華共演、京都磔磔での一夜限りのライブハウスでの演奏を収録した2枚組ライヴアルバム。エッジの効いた、対照的かつ魅力あふれる両サイドをご堪能あれ!

Price Check.――― ¥ 400

今や日本のロックシーンはくるりを中心にくるりしてんじゃねえか?と思うほどに、音楽専門誌は彼らの動向を追っている。そんな斜に構えている自分でさえ新譜がリリースされれば「買う」「借りる」「聴く」の三つの選択肢のなかから選ぶのだから、その存在感は現在のシーンではやっぱり指折りには違いない。しかしながらリピートする作品となると、近作では―――と、遡っていけば2枚組のライヴアルバムである本作『Philharmonic or die』に行き着いた。そうだった、本作のセットリストでも軸になっている7thアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』からくるりに対して興味をゴッソリと削がれたのだった。同作でのクラシックへの接近、格式あるジェントルなメロディーは、くるりに「青い空」を、「WORLD'S END SUPERNOVA」を望む私的には( ´_ゝ`)フーンだった。しかしながら、そんなイマイチな7thの楽曲が多く収録された本格的なオーケストラとの共演を果たした本作の[Disc 1]は、……なるほど!と膝を打つクオリティー。田中宗一郎がDeep Purpleのオーケストラとの共演を引き合いに出して、アレより500倍良かった!とタナソーした(=持ち上げた)が、その真偽はともかく、金をかけただけの森厳さが素晴らしい。[Disc 1]に収録されたインストゥルメンタル⑧「惑星づくり」は本作のハイライト。こんな希望を含んでいた曲だったのかと驚かされた。が一転、[Disc 2]はごく普通のライヴアルバムの印象。ライブベストアルバムと銘打ってはいるものの、ベストとは言い難いセットリストなので、「Philharmonic」なくるりの稀少性を求めて手を出すなら出してみましょう。

Philharmonic or die/くるり (2008)

category: あ-な

tag: MUSIC 500円

[edit]

page top

« Layla and Other Assorted Love Songs/Derek & The Dominos (1970)  |  Rotator/Dizzy Mizz Lizzy (1996) »

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://medeski02.blog95.fc2.com/tb.php/1037-ac2b163e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top