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第2回ラノベ好き書店員大賞 10位:も女会の不適切【アイ・ド・ラ】な日常 1/海冬レイジ

も女会の不適切な日常 (206x290)
プロローグ.僕たちの不適切な日常 #.1
1.異端審問バレンタイン -前編-
2.異端審問バレンタイン –後編-
3.青春奪還トライアル
4.連鎖反応サプライズ
5.捧腹絶倒カフェテリア
6.反転攻勢ハネムーン
7.罪状認否マリアージュ
エピローグ.僕たちの不適切な日常 #.2

answer.――― 75 点
ライトノベルな日常を演出しての、……ジェットコースター!流行り廃りはいつの時代にもあるものだが、著者が真正面から《中二病》を発症している作品が減り、《中二病》を作中で扱う際には、その多くがコミカルにしたりの自虐……解かってますからね?(私自身は中二病に罹ってませんからw)と読み手へ含んできている昨今に、ちょっとしたノスタルジーさえ感じる、00年代仕様な「俺ハ狂ッテイル!!」な中二病ライトノベルをご紹介。ストーリーラインは、……と書いてしまうと野暮にも思えるが、バタフライ・エフェクト、繰り返されるTry&Error(←和製英語)、もしやデウス・エクス・マキナ?と、著者があとがきでも述べているように既知の作品の「構造」をごった煮し、登場人物には著者の中二病発症による狂気と妄執をブレンド!上述の通り、昨今は《中二病》と後ろ指差されるのを恐れて、ブレーキが掛かり、(著者自身の中二病な)狂気が抑制されている傾向が見受けられるが、「売れてナンボ!」な海冬レイジ先生はハーレムラブコメに中指を突き立て、「殺」「殺」「殺」……のジェノサイド・リピート・ミステリに仕上げている。目を惹く派手なイベントの頻発は作品を大味にも思わせるが、たとえば終盤、「マッド・サイエンティスト 」大洞繭に戸惑わせるなどの「仕事」もきっちり挿してくるので、エンターテイメントとしての体裁は上等。著者はやるべきことをやっている。作中、あまりのごった煮感に着地の不安が過ぎるものの、見事に降り立った「俺ハ狂ッテイル!!」な闇鍋な雰囲気が漂うダークなライトノベル。パワフルでした。

第2回ラノベ好き書店員大賞 10位:も女会の不適切【アイ・ド・ラ】な日常 1/海冬レイジ

category: か行の作家

tag: OPEN 70点 海冬レイジ ラノベ好き書店員大賞

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