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富士見ファンタジア文庫:漆黒の守護天使 - 天征伝/護矢真 (1995)

漆黒の守護天使 (204x290)
1.修学旅行は危険な出会い
2.あずさの受難
3.清水寺の死闘
4.光の守護者きたりて
5.真夜中に竜と踊れ
6.斑鳩に待つもの
7.兇神、復活!
8.光と闇の契約

answer.――― 61 点
「あたしは漫画家になって、平凡だけど幸せな結婚する」のが夢のJKヒロインを、不敵な俺TUEEEE!主人公レン(表紙で正体がネタバレ気味)が拳を振るって守る!という、第4回ファンタジア大賞《準入選》受賞作『翡翠の魔身変 妖魔アモル』を想起させる、……今日もどこかでデビルマン!なライトノベル。同作との違いは舞台が現代NIPPON、出てくる悪魔が東洋ベースなところ。ピンチもピンチと思わせない典型的な俺TUEEEE!作品だが、俺TUEEEE!エンターテイメントを成立させるためには、相応の噛ませ犬を用意しなければならない。その点、本作は冒頭より中ボス格の4人(羅仙、蠎、嵬山、翠宝花)を提示し、そこに内部対立の気配を匂わせているあたりは仕事点が高い。その討伐場面も一気に二人葬るなど出し惜しみない。戦闘場面豊富(観光名所を大破壊!)で、テンポ良く「読める」。しかし、だからといって「面白い」と唸れるかどうかはまた別のお話。本作と上述の『翡翠の魔身変 妖魔アモル』を天秤に掛けるならば、「見た夢を書き起こした」なるエピソードも納得の描写を持つ後者に軍配を上げたい。もっとも、両方とも「旧い」から、積極的に読む意味は無いと思うけどね。

富士見ファンタジア文庫:漆黒の守護天使 - 天征伝/護矢真 (1995)

category: か行の作家

tag: OPEN 60点 護矢真 受賞作以外のライトノベル

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