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第1回小説すばる新人賞 受賞作:こちらノーム/長谷川潤二

こちらノーム_0001 (201x290)
(あらすじ)
スーパー・コンピュータ設計技師のもとに突如現われたヘッド・ハンター!現代社会の人間像に挑む大型新人の意欲作。

answer.――― 36 点
時折り、レヴュー中で「賞味期限切れ」なる表現を使わせて頂いているが、本作はまさにその典型として挙げたい《賞味期限切れ》具合が印象的な一作。スーパー・コンピュータ設計技師に謎のヘッドハンティングが!お前は一体何者なんだ!?というストーリーラインなのだが、もはや(……誰が読むこともあるまい)という予想の下、先にネタバレさせて頂く。表題『こちらノーム』にあるノームとは、禿げ頭に刻まれた痣がトレードマーク、ソビエト連邦最後の指導者、初代にして最後の大統領ミハイル・セルゲーエヴィチ・ゴルバチョフその人である。最後も最後、ドアを開けたらご対面である。出版当時ならばエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエェエェが適当なのだろうが、21世紀の序盤半ばまで来た今ならば( ´_ゝ`)フーンで済めば良いほうだろう。兎角、「コンピューター」を題材にしてしまうと、現実世界での技術革新によって《賞味期限》に早々に到ってしまう。その時、その場で消費されるエンターテイメント作品。読まなくてOKです。一応、添え物的な演出で「娘は、父親に愛されたいから、ライバルの母親の欠点を見ぬいて、母親とは逆に育つのよ」なんて切り口もございますが。表題作の他、「雨の踊り」収録。

第1回小説すばる新人賞 受賞作:こちらノーム/長谷川潤二

category: は行の作家

tag: OPEN 30点 小説すばる新人賞 長谷川潤二

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