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第11回スニーカー大賞 奨励賞:繰り世界のエトランジェ 第一幕 糸仕掛けのプロット/赤月黎

操り
1.二つの出会い
2.潜む蟲
3.刃の温もり
4.黒い告白
5.蟲遣い
6.操られた物語
7.果たして人形は

answer.――― 59 点

読者にとってのキャラクターの鮮度次第で、評価が分かれそうな作品。オリジナリティ云々を引き合いに出すと、ライトノベルというジャンルそのものを否定することになると思うが、本作はあちこちで見掛ける「どこかで見たような……」設定が最大のセールスポイントになっているだけに、読者としてある種の踏み絵を要求される。全身に108本の名刀を仕込んだヒロインAやら、メイド姿のキリングマシーンなヒロインB、万物を操る糸遣いの主人公やら、腸が飛び散るような殺害現場など、何かと派手な設定は既視感こそあれ、目を惹くのは間違いない。前述の通り、キャラクターの鮮度の問題さえクリア出来れば楽しめるはずだ。いただけないのは、文章構成の拙さ。改行を経ての場面移動はまさにブツ切りで、かなり目に余る。これが気になってくると、クレーム意識が芽生えて、あれこれと呑んだ部分までケチをつけたくなる(ex.ダブルヒロイン、失敗してるよね?)。語彙の多寡はともかく、文章構成に関してはまだまだアマチュア。プロ意識が足りないと思う。デビュー作だから仕方ない面はあるだろうが、今後も研鑽の目を向けて欲しい。ラストの付け足したような主人公の発狂は、個人的に見慣れないパターンなのでプラスに受け取った。

第11回スニーカー大賞 奨励賞:繰り世界のエトランジェ 第一幕 糸仕掛けのプロット/赤月黎

category: あ行の作家

tag: スニーカー大賞奨励賞 OPEN 50点 赤月黎

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