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第13回スニーカー大賞 優秀賞:ガジェット 無限舞台 BLACK & WHITE/九重一木

ガジェット
1.<生命体>は動揺する
2.<侵略者>は捕食する
3.<角笛を吹く精霊>の審査
4.<慈母>は静かに嫉妬する
5."傷"は覚醒する
6.そして<世界>は未だに邂逅せず

answer.――― 62 点

本作、ある種のモザイク画を見る向きがある。登場人物たちが<バグ>なる単語を用いて作中の事象を語るが、しかし本作そのものもまた、<バグ>っている。ただ、面白いのは作品自体の<バグ>を合法化している点にある。中二病ヒャッハァ!な支離滅裂と云える一章、その終わりによもやの「神の一手(=この世界は夢オチなのだよ!)」を打たれ、不自然極まりない構成も作者の計算!と読者に無茶を振る。冒頭、モザイク画と書いたが、要は読者に不親切な小説ということで、作者は自分の書きたいことをひたすら押し進めている。そのため、「どうしてそうなった?」の結果⇔原因の対義語の図式が成り立たないことが間々ある。AVを買えばモザイク処理は確かに当然なのだが、私が買ったのは小説なので当然のようにモザイク処理されても困る。しかし、この不自然な仕掛けを読み流せるなら、巨乳から小学生まで取り揃えたヒロインな登場人物たちと、バリボリ生きたまま食われたーりの、いきなり片腕飛びーのな惨劇待つ本作を楽しめるだろう。個人的には、やや振り切った感のあるスケール072だったので、点数も好意的に点けました。あと、「日本一包容力のある」小学生が妙なエロさがあって良かったかな。

第13回スニーカー大賞 優秀賞:ガジェット 無限舞台 BLACK & WHITE/九重一木

category: か行の作家

tag: スニーカー大賞優秀賞 OPEN 60点 九重一木

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