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第4回本屋大賞 1位:一瞬の風になれ 第1部:イチニツイテ/佐藤多佳子

一瞬の風に
1.序章
2.トラック&フィールド
3.サマー・トラブル
4.恋がしたい

answer.――― 70 点

サッカー一筋だった主人公・新二が尊敬する兄への複雑な想いから高校受験を機にサッカーを諦めるが、親友・連の美しい走りに導かれ、陸上―――スプリンターの道を歩む。「イチニツイテ」「ヨウイ」「ドン」とシリーズ全3巻となっている本作「一瞬の風になれ」。正直な話、「イチニツイテ」の時点でレヴューしてはいけないのだが、読了直後の何とも腑に落ちない苛立ちから神帝カエサルを刺すブルートゥス気分でレヴューさせて貰う。いきなりだが、一冊にまとめられただろうコレ?一冊が無理だったら、「上」「下」巻の二部構成には出来たハズだ。何が言いたいかと云えば、物語の都合で三部作になったのではなく、作者も絡んだ出版(=金儲け)の都合で、間違いなく<二部>でもなく、<三部>に分けられている。第一部発売後、一ヶ月毎に出版されているのが物語り過ぎな証拠だ。本作の引き合いに あさのあつこの『バッテリー』、森絵都の『DIVE!』が出されているが、この場合、誉田哲也の『武士道』シリーズのほうがより的確だろう。「16」「17」「18」と登場人物の年齢で区切る『武士道』シリーズは必ず一作品としての体裁を整えているが、本作は完全なブツ切りであり、上記の通り、物語の都合ではなく、お金の都合で三部作に分けられている。その辺のウ○コ拾って、それを歯磨き粉代わりに著者の歯に塗りたくってやりたいくらいに気に食わない。(70点+X点+X点)÷3=XX点が本作の正しい評価の出した方かもしれないが、二部以降を読む気がまったく無いのでこの点数でフィニッシュとさせて頂きます。一応、青春小説としての雰囲気は<破綻なく>よく出せているので、きっと一作品『一瞬の風になれ』は面白いと思いますよ。そんな一冊があるなら私も読みたいくらいです。

第4回本屋大賞 1位:一瞬の風になれ 第1部:イチニツイテ/佐藤多佳子

category: さ行の作家

tag: 70点 OPEN 佐藤多佳子

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