ナマクラ!Reviews

03/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30./05

文春文庫:探偵ガリレオ /東野圭吾

探偵ガリレオ
1.燃える もえる
2.転写る うつる
3.壊死る くさる
4.爆ぜる はぜる
5.離脱る ぬける

answer.――― 84 点

<科学技術を使用したトリック>という、ミステリー小説の暗黙のルールを破っていることで知られる本作「探偵ガリレオ」が、今や老若男女が認める二枚目アイコン・福山雅治の輝かしいキャリアの一部となっているのは皆さんもご存知の通り。著者の理系知識を生かして用意された事件は、人体発火、幽体離脱、ポルターガイスト現象などが関わるまさしく怪事件ばかりで、その解決方法を含めて出版から10年以上経った今でも新鮮に映る。……面白い!とその内容に唸ること請け合いの出来だが、本作はまた、「人」を排したエンターテイメントとでも呼びたくなる非常に簡略化された文章で綴られている。そのため、読後は見事なまでに何も残らず、「面白かった」事実だけが記憶される。この辺りから考えても、本作はやはり東野圭吾の実験作なのだと思う。実験して売れるんだから凄いな、と。

文春文庫:探偵ガリレオ /東野圭吾  (1998)

category: は行の作家

tag: OPEN 80点 東野圭吾

[edit]

page top

« 第10回ファンタジア大賞 準入選:ザ・サード 蒼い瞳の刀使い/星野亮  |  第9回日本ファンタジーノベル大賞 大賞:ベイスボイル・ブック/井村恭一 »

コメント

Medeskiさん、こんばんは。
ガリレオ面白いですよね。非常に簡略な文章で読みやすく、理系知識を生かした斬新なトリックも素晴らしいです。
容疑者Xの献身が素晴らしかったのもあり、東野圭吾先生の作品を今買いあさってますw

じたま #- | URL | 2011/05/22 19:31 | edit

Re: じたま

実はじたまさんの記事を読んで、そろそろレヴューを書くか、とキーボードをパチパチと打ちました。その節も含め、コメント有難うございます!

東野圭吾はスピードライターなのにクオリティーが高いのでその辺、本当に尊敬します。文章は技巧的ではなくても、ミステリーらしく構成が組み上がっているのが魅力的ですよね。私も4,5冊ほどしか読んでいないのですが、これからも読みたくなる作家の一人です。じたまさんのレヴューを参考にしたいと思いますので、是非、アップしてみて下さい!

Medeski #- | URL | 2011/05/22 21:21 | edit
page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://medeski02.blog95.fc2.com/tb.php/353-e96193a6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top