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角川文庫:ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン (Dan Brown)

ダヴィンチ
(あらすじ)
閉館後のルーブル美術館で起きた殺人事件をきっかけに、明るみに出た不吉な筋書き。それはキリストの時代以来、ある秘密結社により守られてきたベールをはがすものだった。殺人の被害者は、古くから連綿と続くその秘密結社の総長。彼は死の直前、不気味な暗号を犯行現場に残していた。その暗号を解くことができるのは、被害者の孫娘ソフィー・ヌヴーと、象徴学者ロバート・ラングドンのみ。ふたりは事件の容疑者となる一方で、ヌヴーの祖父の殺人事件のみならず、彼が守り続けてきた、古くから伝わる驚くべき秘密の謎をも調べ始める。

answer.――― 83 点

リアル24(Twenty-Four)……私が登場人物だったら睡眠不足で確実に意識が飛んでいる。文庫版で上中下、正味九〇〇頁に迫る長編だが、次々に突きつけられる謎が求心力となって、ほとんど一気に読める。個人的に、ヒロインが過去に目撃してしまった、祖父の乱交を主人公が歴史/宗教考察の点から肯定し、ヒロインが納得したところに現代人の柔軟性を見た。その他に終盤、キリスト教の本質である「許す」システムを作動させている場面を差し込んでいるのが本作の何よりのファインプレーだと思う。(司祭が生きている)奇跡は余分だったが。冒頭の「ノンフィクション」宣言も含め、さすがベストセラーになるだけの貫録のエンターテイメント。ちなみに、表紙に宣伝に活躍したモナ・リザ、序盤以外まったく出番が無い。振り返ってみて、そこに一番驚いてみるのも楽しいかも。上中下巻をまとめたレヴューです。

角川文庫:ダ・ヴィンチ・コード/ダン・ブラウン (Dan Brown)

category: 海外作家(アルファベット順)

tag: OPEN 80点 ダン・ブラウン 海外作家

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コメント

Medeskiさん

お疲れ様です☆

映画なら観たことあります。
“イエスの血脈の存在”
“カトリックのタブー”
に焦点を当てた内容だったかな?
マグダラのマリアなんか。
お陰でキリスト教に少し興味がもてた記憶があります(笑

失礼します(*- -)(*_ _)ペコ

nagisa #- | URL | 2011/08/18 22:30 | edit

Re:nagisa

コメント、有難うございます!(←巡り巡って、普通に戻りましたw

映画の出来は賛否両論だったそうですね。というか、否のほうが多かったのかな?個人的にはあの分量を映像で捌くのは難しいんじゃないかな、と。キリストにかぎらず、宗教は勉強すると興味深いことが散りばめられていますよね。

Medeski #- | URL | 2011/08/19 04:34 | edit

アイズ・ワイド・シャット

随分前に読んだので、細かな内容はうろ覚えでなんですが、
キリスト教関連の知識が多少ある人なら、
それほど目新しいネタでもないなぁ、と思った記憶があります。
それでも楽しく読める、このスピード感はさすが、なんですが。

この本で一番の収穫、というのか、驚いたのが、
映画「アイズ・ワイド・シャット」の乱交シーンが、
実は、この本にも出てきた儀式だった、ということ。

単なる上流階級の退廃的な集まりだと思っていたので、
そう考えると、あの映画の深みが少し増した感じがしました
って、本筋と関係ないですね(笑)

ちゃき #Qi8cNrCA | URL | 2011/08/20 10:34 | edit

Re: ちゃき

コメント、有難うございます!たまたま迷惑コメント欄を開いたら、ちゃきさんのコメントを発見。どうやら、ランコが引っ掛かったようですね。

> キリスト教関連の知識が多少ある人なら、
> それほど目新しいネタでもないなぁ、と思った記憶があります。

私は中途半端な知識しかなかったので、再確認の意味も含めてなかなか楽しめました。一日が異様に長いのが笑えましたね。

> この本で一番の収穫、というのか、驚いたのが、
> 映画「アイズ・ワイド・シャット」のランコシーンが、
> 実は、この本にも出てきた儀式だった、ということ。

映画ちゃんと見ていないのですが、私も勝手に納得しました。映画を観るのって実は凄い知識が要るんですよね。何も知らなくても楽しめるってのは当たり前なんでしょうけど、逆に知識があったらもっと楽しめるってのが映画の基本的前提のような気がします。

バンバン本筋と関係ないこと書いてください。コメント欄は、(荒らしじゃないかぎり)自由だぁー!

Medeski #- | URL | 2011/08/21 00:00 | edit

ダ・ヴィンチ・コード、気になってはいましたが、ますます読みたくなりました。
常時積本地獄なのでいつ読めるかわからないんですけど・・・;

にとり #X.Av9vec | URL | 2011/09/05 20:53 | edit

Re: にとり

コメント、有難うございます!

人生の一冊に数えるかどうかは別として、一度読む分には損はしないと思いますよ。殺人と暗号解読が絡んでくるのでエンターテイメント的にも十分だし、何よりも実は知識本としての面で評価されているのだと思います。キリスト教って何なの?って質問(システム的な意味ではなく)に、作者なりに答えています。ところで、私の点数付けはデタラメな面もあるので、点数一覧にあるように「アマチュア」「不満」「普通」「満足」の四段階で解釈して頂ければ幸いです。点数は参考にね (σ´∀`)σЙё

Medeski #- | URL | 2011/09/06 04:35 | edit

こんばんは

そう言えば「ダ・ヴィンチ・コード」前からかなり読んで見たかった作品だったのに、すっかり忘れてました・・・
いつかは読んで見たいと思っているものの、
他にも読んで見たい本はたくさんあり (^_^;) 何時になるやら・・・

siopop #- | URL | 2011/09/09 00:49 | edit

Re: siopop

コメント、有難うございます!

ありますよね、そういう本。私はこのブログを始めてから本屋大賞の単行本が本当に「積んで」あります。邪魔なのでさっさと消化したいのですが、ボリュームがある本が多いので参ります。いつになったら読み終われるんだろう、黄金旅風。屍鬼とまではいかないまでも、嫌になっております。

Medeski #- | URL | 2011/09/09 09:37 | edit
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