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第3回電撃小説大賞 金賞:NANIWA捜神記/栗府二郎

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(あらすじ)
21世紀大阪。俺、時家鴒は霊能探偵をやっている。霊能者故に可笑しな事件は慣れているつもりだが、人捜しならぬ神捜しとは……。

answer.――― 54 点

インターネットを題材にしているのは、本作が97年に出版されている事実から考えても、著者がなかなかの着眼点の持ち主だと分かる。且つ、そこにストーリーの要素として<言霊>を絡めてくるのは何気にインテリ的才覚を感じさせてくれる。そうして、全編を関西弁で通すアナーキズム。この著者、ひょっとして……と期待すると、「……うん、残念」な出来具合。初期電撃文庫作品とすればオープニングこそ快調なものの、そこからは何かと散漫な印象を与えてくれる本作。上記の通り、要素こそ揃えてきたが、いわゆる「ここが面白い!」と唸りたくなる求心力が無い。キャッチーなイラストは藤岡建機。売れっ子イラストレーターの売れる前の仕事が拝見出来る。

第3回電撃小説大賞 金賞:NANIWA捜神記/栗府二郎

category: か行の作家

tag: 電撃小説大賞金賞 OPEN 50点 栗府二郎

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