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第20回ファンタジア大賞 佳作:これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です/木村心一

これはゾンビですか
1.プロローグ 「あんたは今、現時点をもって魔装少女だっ! 光栄だろっ!」
2.「好きなものは秘剣、燕返し。特技は秘剣、燕返し。趣味は秘剣、燕返しです。」
3.「―――倒せない敵はいないっ!」
4.「……………………にゃー」
5.「死んで」
6.エピローグ 『嫌いじゃない』

answer.――― 59 点

ライトノベルとは何か?それぞれ一家言あるだろうが、選考にあたりセールスを第一に考えるなら、<女の子>が戦うこと、である。故に、本作の表紙では女の子がチェーンソーを持っている。女の子がチェーンソーを持てば、ライトノベラーは丸太を切る話だとはまさか思わない。事実、このチェーンソーで敵と戦う。そう、女の子が戦いますよ、ですから、とりあえず買って下さい♪というのが編集部最大のアピールポイント。『スレイヤーズ!』『魔術士オーフェン』の二枚看板以降、絶対エースを発掘出来ず、大手のライトノベル専門レーベル中、最もそのブランドに陰りが見える富士見ファンタジア文庫。近年、自前の公募賞では他文庫に倣ったのか、「準入選」「佳作」の名称を廃止し、「金賞」「銀賞」に差し替えるなど、よく分からない改革を実施。その効果のほどは定かではないが、表紙は「……もう崖っぷち!」との自覚からか、『戦鬼 ―イクサオニ―』のような手抜きが減ってモダンにシフト。日夜、売らなきゃ!売らなきゃ!と他文庫と同じ「ライトノベル」の発掘に情熱を傾けている。本作はそのような改革前夜の作品―――というよりも、他文庫の物真似試行作第1弾。表紙/イラストで押して、内容は二の次パターン。がしかし、想定より「売れた」ため、11年にはついにアニメ化……あとがきによれば、著者は<プロット>を用意せずに本作を脱稿したらしい。その真偽はともかく、―――表紙である。カバーデザインを手掛けるのは、伸童舎。富士見書房御用達のデザイン会社ながらさすがの仕事っぷりである。ああ、本作の内容のレヴューをば。アニメ映えする動きがある。(ex.パンツが見えたり、裸になったり、主人公が表紙の女の子の恰好に変身(コスプレ)して戦ったり...

第20回ファンタジア大賞 佳作:これはゾンビですか?1 はい、魔装少女です/木村心一

category: か行の作家

tag: ファンタジア大賞佳作 OPEN 50点 木村心一

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