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第14回スニーカー大賞 奨励賞:A&A アンドロイド・アンド・エイリアン 未知との遭遇まさかの境遇/北川拓磨

アンドロイド
1.新月の出会い
2.転校生 月夜野イリヤ
3.経験アップデート
4.ミステリアス・ビーイング
5.アンクロックワーク・ハート
6.エピローグ

answer.――― 56 点

典型という言葉がある。辞書で引いてみれば、<基準となる型。模範。手本。>と説かれるこの単語が、残念なほどに寝そべるのが本作。「未知との遭遇」、副題にも採用されているこの演目はライトノベルの源流と云えるSF作品にて数多扱われているが、ライトノベルという支流においても脈々と継がれている。本作もそこに汲みするわけだが、―――ここで「典型」である。設定はこの際、目を瞑ろう。人類皆、文化人!というある種異常な現在では、オリジナリティを出すのは難しいものだ。そこは折れよう、妥協する……だが、展開くらいは努力の一つや二つでどうにかなるもんじゃなかろうか?本作、0(zero)アレンジとも烙印したくなる「典型」的展開が広げられる。引き合いに出したいのは、本作の発売一年前に発表されたGA文庫の『這いよれ! ニャル子さん』。設定はまたまた目を瞑るとして、序盤、<展開>がコピーしたかのようにそっくりクリリンである。別に参考にした訳ではあるまい、ただ、著者が描いた「未知との遭遇」の自然な展開がGA文庫の看板作品と重なったのである。典型、本作は最初から最後までそれに貫かれた著者の習作と捉えるのが正しい。作品として仕上げるなら、作中で主人公交代(幼馴染みが主人公になるとかね)を起こすくらいの「転」が無いとダメよ。ただ、文章は破綻していないのでアレンジを一生懸命勉強していけばプロになれる可能性もあるぞ―――頑張れっ!

第14回スニーカー大賞 奨励賞:A&A アンドロイド・アンド・エイリアン 未知との遭遇まさかの境遇/北川拓磨

category: か行の作家

tag: スニーカー大賞奨励賞 OPEN 50点 北川拓磨

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