ナマクラ!Reviews

03/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30./05

第3回GA文庫大賞 奨励賞:双子と幼なじみの四人殺し/森田陽一

双子と幼なじみの四人殺し
(あらすじ)
菱川迷悟は、双子の少女、新山一縷と朽縷と同居していた。美しい双子に翻弄されながら日常を送っていた迷悟だったが、ある日、3人は学校で飛び降り自殺の現場に遭遇する。その自殺に関して一縷は、突き落としたやつが見えたという。正義感の強い、いや、正義感が強過ぎる迷悟は、事件を傍観することができなかった。―学校のアイドル、グッズ販売、そして交際を賭けた決闘…。愛憎が交錯する事件の果てにあるものは!?

answer.――― 62 点

どんな新人賞であれ、投稿作には暗黙の了解―――応募者と下読みの間に明文化されていない<お約束>が存在する。それは序章で作品のピークを示すこと、すなわち<出オチ>をすることだ。4人の死体がぶら下がっている場面で幕を開ける本作、如何にも不穏な出だしで掴みはOKである。続く日常場面の始まりは、巨乳の幼なじみAのはだけたブラウスのボタンを留めるというもの―――オッパイ、OKである。屋上で、双子とイチャイチャ弁当をつつく、―――ハーレム、OKである。実は、この双子と同棲中―――不純異性交遊、OKである。幼なじみBが嫉妬からいきなりキスしてくる、―――俺モテてる、OKである。そうして、気になるストーリーは、―――ネットデ買ッテ自宅ニ届キ、 イラネ!!(*゚Д゚)ノ⌒゚ブ・ク・オで売却♪と。なるほど、これは酷い。たとえば作中で推理という行為があったとして、そこに推は有っても理が無い。人の想いは理を超える!とばかりに人が殺され、殺人犯はすぐに釈放される。読者より非難集まる本作での警察の無能っぷりは最優秀助演団体賞として著者より表彰されて然るべきだろう。酷評に確かに値する本作だが、著者には思いの外、地力を感じる印象も残った。上述したように、不穏な雰囲気は出だしから最後まで貫かれていて、エロヴェント(お色気イベント)も適宜挟んでくる。これはなかなか出来ることではなく、先物買いではあるが、いつまでも売り切れない中堅どころの作家より魅力的に映った。作品に向けられた酷評は正当な評価なのは間違いないが、作家としては「買いたくなる」一人だ。とりあえず、表紙の幼なじみはご覧の通り、―――ノーパン(願望)です。

第3回GA文庫大賞 奨励賞:双子と幼なじみの四人殺し/森田陽一

category: ま行の作家

tag: GA文庫大賞奨励賞 OPEN 60点 森田陽一

[edit]

page top

« 第3回GA文庫大賞 奨励賞:ブラパン!/笠原曠野  |  2011年09月のレヴュー更新(まとめ) »

コメント

>>そうして、気になるストーリーは、―――ネットデ買ッテ自宅ニ届キ、 イラネ!!(*゚Д゚)ノ⌒゚ブ・ク・オで売却♪


このくだりで笑っちゃいました。何か中身が気になります。俺も買ってみよう。ブックオフにあるかな(笑)

KalaKaLa #- | URL | 2012/01/22 09:22 | edit

Re: KalaKaLa

コメント、アンドロメーダ!(有難うございます!の意

> このくだりで笑っちゃいました。何か中身が気になります。俺も買ってみよう。ブックオフにあるかな(笑)

一番だ頑張ったところを評価して頂き、光栄です!amazonでは酷評されているけど、酷い物を想像して読んでみると案外、楽しめましたよ!ブクオフには高めにおいてあると思う!もう三ヶ月待ちなさい!

Medeski #- | URL | 2012/01/22 09:49 | edit
page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://medeski02.blog95.fc2.com/tb.php/509-f44c2fd6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top