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第7回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作:キミはぼっちじゃない!/小岩井蓮二

キミはぼっち
1.パパはロリコンじゃありません。
2.子育てと高校生活。
3.にぎりめし、なう!
4.歪みの向こう側へ
5.キミはぼっちじゃない!
6.エピローグ

answer.――― 33 点

漫画「赤ちゃんと僕」がヒットしたように、未成年が育児をする、というある種の矛盾を孕んだテーマを課した作品は、読んでみればまず間違いなく「面白く」感じるものだ。人間には庇護欲がそもそもに備わっており(それはデパートやスーパーなどで子どもが泣いている姿に苛立ったとして、その怒りの根幹を探れば、―――うるせえなぁ、「親」は何をしているだ?に行きつくことを証左としても良い)、物語のキーパーソンである赤ちゃん(or幼児)に対し、読んでいるうちに知らず庇護欲を掻き立てられるためだ。ただ、そのストーリー展開はほぼ決まり切っているだけに、一度そのテーマの作品を読んでしまった人には、再び手に取ることが億劫になる。故に、育児モノのヒットは一世代に一作品的な割合になる。しかし、成長著しい、未開拓市場のライトノベルではどうか?育児モノの代表作は未だ確定していない。―――背表紙が緑に萌えるMF文庫J。第7回を数える彼の文庫の新人賞にて、ついにその隙間を突いてきた一作が受賞した。コイツは面白そうだ!と胸高鳴らせば、その内容は「これ、……育児?(……てか、ママゴトじゃね?)」とMFらしい酷いレベル。上述したように、ストーリー展開は決まり切っているはずなのに、それさえ踏襲出来ていない。そう、本作、まったく「育てる」場面が無いのだ。何と言うか、これがダダイズムである。精神をおいて、形だけを作った産物である。とにかく、現代人(著者)、……大丈夫か?と疑問を投げ掛けたくなる「育児」のイメージだった。久しぶりにアマチュアライン(35点以下)の作品を読んじゃったよorz

第7回MF文庫Jライトノベル新人賞 佳作:キミはぼっちじゃない!/小岩井蓮二

category: か行の作家

tag: OPEN 30点 MF文庫Jライトノベル新人賞佳作 小岩井蓮二

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コメント

この本は自分も買いましたが、なんかひどいんで途中で読むのを止めてしまった奴で、その判断は合っていたかな、と。
高評価だったらどうしようか…と思ってしまった奴でした。

名鉄科さかな #- | URL | 2012/01/25 17:01 | edit

Re: 名鉄科さかな

受験、お疲れSummer!

> この本は自分も買いましたが、なんかひどいんで途中で読むのを止めてしまった奴で、その判断は合っていたかな、と。
> 高評価だったらどうしようか…と思ってしまった奴でした。

新時代の幕開けかと思ったら、とんでもねえベラミーだったよ。いや、ベラミーのフリした名も無き海賊だった。本当になんか、酷い作品だったよね。読むの疲れたというよりも「MF、大丈夫か?」とまた疑ったよ。

Medeski #- | URL | 2012/01/25 23:25 | edit
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