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Get There/Bôa (2005)

Get Free
1. Angry
2. Get There
3. Wasted
4. Believe Me
5. Courage
6. A Girl
7. Daylight
8. America
9. Older
10. Passport
11. Stand By
12. On the Wall

Price Check.――― ¥ 100

『Race of a Thousand Camels』が日本でのみ発売された作品のため、アニメ『serial experiments lain』の海外での好評を受けて名曲「Duvet」を1stトラックへと編集し直された『Twilight(2001) 』へ続く、事実上の2ndアルバム。一聴して本作がバンドの紅一点、ジャスミン・ロジャースのVo.をフィーチャーしてきたのが分かる。これにはバンドがリスナーのニーズを把握してきたと歓迎したいところだが、前作でアイディアを出し尽くしたのか、曲がどれもこれもつまらないのが致命的。イントロだけは気を遣っているようで始まる度に(……おっ)と期待させてくれるものの、そこからの構成は金太郎飴、曲同士の区別をつけるのが難しいほど「同じ」に聴こえてしまう。肝心のジャスミンのVo.パフォーマンスも想定外の引き出しの無さを露呈。前作であれだけ耳を惹いて止まなかったスキャットが、あまりに予想出来てしまう「間」で挟まれる展開はもはや閉口せざるを得なかった。それでも、中東域を想起させるメロディをエレキギターで歪ませた⑥はこのバンドならではの佳曲で、多少なりとも留飲を下げてくれる。本作のレコーディング自体は2003年から始まったのに対し、リリースされたのが2005年と間が置かれたように、間もなくバンドは活動を休止。本作の入手も困難となり、公式サイト及びiTunes Store(未確認)でしか手に入らなくなってしまった。本稿を取り扱うために改めて聴き直して思うのは、アクセント程度にしか思えなかったヘヴィロックへのアプローチがこのバンドの生命線だったのね、と。

Get There/Bôa (2005)

category: A-G

tag: MUSIC 100円

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