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OK Computer/Radiohead (1997)


1. Airbag
2. Paranoid Android
3. Subterranean Homesick Alien
4. Exit Music (For A Film)
5. Let Down
6. Karma Police
7. Fitter Happier
8. Electioneering
9. Climbing Up The Walls
10. No Surprises
11. Lucky
12. Tourist, The

Price Check.――― ¥ 750

Britpopの狂騒が収まりつつあった97年、本作から先行リリースとしてシングルカットされたのはQUEENの代表曲「Bohemian Rhapsody」さえ引き合いに出される②「Paranoid Android」だった。チャートを意識したシングルカット、いわゆるポップソングなるものはラジオ、TVで流しやすい3分を前後にした曲がほとんどで、それは今を以って保たれ続いている<伝統>だが、②のランニングタイムは6分を超え、なお且つ、サビを持たないという、<ポップ>とは無縁の曲構成を持つこの曲を、人は適格に評する言葉が見つからず「プログレッシヴ・ロック」と呼んだ……とは、どこぞのロック専門誌の文言だったが、言い得て妙なところはある。しかし劇的な成長を遂げた前作からさらに衝撃的なこのシングル②に面喰って間もなくリリースされた本作を、(後追いながら)初めて聴いたときの感想は忘れもしない―――気持ち悪い、である。ナイジェル・ゴッドリッチのプロデュースを受け、無機的と評すに相応しいクリアなサウンドを獲得。それがとにかく異様だった。曲自体も実験的となり、ギター一本でまとめてくるのかと思えば……のカオスな展開の④、コンピューターボイスに歌詞を読ませるだけの⑦など、本作は表題で掲げた<コンピューター>もといテクノロジーとの融合を見事なまでに果たした。しかし、それでいてロックに属せるのはあくまで<ギター>が主役だからだ。本作には次作で完全にアーティストへと変貌する前の、バンドのロックバンドとしての最後の音が収められている。また、本作あたりから歌詞がどうたら……と評論家が騒ぎ出したのも特徴。

OK Computer/Radiohead (1997)

category: O-U

tag: MUSIC 750円 代表作

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