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AJICO SHOW/AJICO (2001)

ajico show
(内容)
2001年2月9日~3月20日に、全国14ヶ所で行われたツアー「2001年AJICOの旅」で演奏された全16曲を全て収録した大満足のライブアルバム。AJICOという異分子共同体バンドのエキサイティングな演奏が存分に楽しめる。バンドのエネルギーと、ライブの緊張感が生み出すAJICO独特の揺れを感じて欲しい。

Price Check.――― ¥ 150

スタジオアルバムでやりきれなかったジャムセッションを完全燃焼させるべく……なんて冷ややかな見解さえ抱いてしまうボリューミーな2枚組ライヴアルバム。Topチャートを賑わすUAと浅井健一が顔を揃えていることで、そのセットリストも気になるところだが、Disc 1にはUAの「悲しみジョニー」、Disc 2にはBLANKEY JET CITYの「ペピン」、UAの「歪んだ太陽」、「午後」……と入れるものをキッチリと入れて期待に応えてくれている。面白いのはスタジオ・ミュージシャンであるリズム隊のリクエストからか、デイヴ・ブルーベックの代表曲「Take Five」をカバーしているところだろう。ところで、UAが好きな人、BLANKEY JET CITYが好きな人に本作のハイライトを挙げさせるなら、ほぼ間違いなく「ペピン」に票が集まるだろう。UAが歌い、ベンジーが歌い、そうして、大サビでは二人が歌う―――そんなダブルVo.を存分に生かしたトラックは、まさにファンがこのバンドに望む姿だからだ。しかし、残念ながら本作はやはりジャムセッションの要素が強く、明らかに主役であるはずのベンジーの実力が足りていない。あのロカビリー調のギターがギラリと輝く瞬間はあるものの、根本的に彼は“ギターも弾ける”ロックスターであって専任のギタリストではない。ために、即興演奏になると手癖で対抗するしか手段がない。そこに私は興醒めしてしまい、このアルバムを高く評価することが出来ない。もちろん、「ペピン」や「歪んだ太陽」なんかの出来レースは最高で、そこには十分満足はしているのだが、……むしろ、それだけに。

AJICO SHOW/AJICO (2001)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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