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LOVE FLASH FEVER/BLANKEY JET CITY (1997)

LOVE FLASH
1. プラネタリウム
2. PUDDING
3. MICKEY DUCK
4. 皆殺しのトランペット
5. 感情
6. SPAGHETTI HAIR
7. CANDY STORE
8. ガソリンの揺れかた
9. デニス ホッパー
10. 海を探す

Price Check.――― ¥ 250

2nd、3rdを絶頂期とした初期作品こそ<本当の>ブランキーという意見に異論は無い。実際、後追いながらにそれらのアルバムを聴いたときには、「後期」と一括りにされる作品群はどうしても聴き劣る。さて、本作はその後期の始まり―――メンバーの各々のソロ活動を経た活動休止後、初めてのアルバム。この作品を取り上げるときに判で押したように言及されるのが、シングル⑧の「あの細く美しいワイヤーは初めから無かったよ」という歌詞。これは前作収録「Dynamite Pussy Cats」の歌詞に出てくるカウンターワードで、詩人ベンジーが聴き手に向けて分かりやすく「何か」をアピールしてきたもの。個人的にはこういう意図したメッセージよりも、「BLANKEY JET CITY」というバンド名の由来だったり、特定の単語に自分の価値観を反映させたり、のベンジーの<ズレた>詩才にこそ注目すべきだと思う。肝心の音楽性は実のところ変わっておらず、むしろセルフプロデュースの分だけ音が粗く、性急性が強調されている印象。オープニングからアクセル全開のスピードチューンが続いての④は、中村達也(Dr.)によるシュールなトランペットとベンジーの語りを組み合わせた実験的な曲。アルバムに絶妙な小休止を与えてくれる。曲調が似ている故に⑧ばかり取り沙汰されるが、「初期」作品と勢いだけなら十分に張り合える快作。セルアウトしたと揶揄される「後期」の悪印象は実質、次作「ロメオの心臓」でもたらされている気がしてならない。⑥は聴くよりも、歌詞をただ読むほうがイケてる珍しい曲。

LOVE FLASH FEVER/BLANKEY JET CITY (1997)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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