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kujaku/OLD (2008)


1.Introduction
2.今日という名の風
3.Aurora
4.今年も雪が降る
5.understand
6.プリズム
7.かじっちゃお
8.北極星
9.the morning sun
10.さよならは言わずに
11.人間しすぎてhey hey hey
12.会いたくて
13.メロディに乗って
14.ほんの少しずつ

Price Check.――― ¥ 200

同じ芸能事務所の関係か、“日本のジャクソン・ブラウン”浜田省吾にも絶賛された道産子ロックバンドOLDの2ndアルバムは、順調とは言えないキャリアの鬱憤から生まれただろうスケール感溢れる大作。そのスケール感は、テクニックであったり、予算であったり、願望であったり、曲数であったり、と切り口は様ざまながら、これまでの作品には無い作り込みであるのは間違いない。バンドのフロントマンである品川洋が高校時代に初めて作曲した⑤は、オーケストラをバックに招いての本作、実質のリーダートラック。必ずしも名曲とは思えないが、その当時から青春を共有するメンバーらの「育て上げた」感慨は推し量れなくもない。タッピング・フェスティバル!と銘打ちたくなるギター&ベースのタッピングがポップに交錯する⑥、メンバーがアルバムの核に挙げる凄まじい弦アレンジ、間奏ではそこにスライドギターも絡む⑨は誰が聴いても息を呑むだろう好トラック。イントロダクションを含めた全14曲、60分の「力作」な本作中、もっとも濃密なメンバーのパフォーマンスが吹き込まれている。惜しむらくは本作、この⑨に象徴されるように、アルバム全体がOLDに求められていない要素で構成されていた点。シングル④のような軽やかな曲調の合い間に<核>を置かれる分には歓迎なのだが、⑤から⑨の流れは曲が渋滞気味で、それでアルバムを「通して」聴けなくなってしまっている。間にピアノの小曲ないし、それこそライヴMCでも入ってくれても構わなかった。曲の粒は揃っているだけに何とも勿体無い。個人的なフェイバリット・トラックを挙げるなら、アコースティックアレンジ光る⑬。ヴォーカルパートを含めてBGM的に響いて、それで歌詞がその通りなのが面白い。

kujaku/OLD (2008)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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