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集英社文庫:ZOO/乙一


1.カザリとヨーコ
2.血液を探せ!
3.陽だまりの詩
4.SO-far そ・ふぁー
5.冷たい森の白い家
6.Closet
7.神の言葉
etc...

answer.――― 67 点

長編小説が書けない作家・乙一が贈るショートショート風味の短篇集。冒頭【カザリとヨーコ】を読んで、破れかぶれ、そんな心境で綴ったのかとまず邪推した。いじめ&虐待されている人物を主役に配してくるのはいつも通りとして、そのキャラクターが途中から陽性になり、「ぃよっしゃー!」と地の文で叫ばれたときには流石に唖然とした。……自分の殻を破ろうとしているのか!?とその意気込みを勝手に買い、ラストで続かなきゃ嘘だろ?な幕引きに(……ああ、連作短篇ね)と、次章に移れば人類( ゜Д゜)ポカーン計画。乙一先生、終了のお報せでした。奇抜な設定で誤魔化しているが、収録された短編中で時間の精査に耐えうる質を備えているは【SO-far そ・ふぁー】くらいだろうか。家族を題材にすればまだ幾らかの引き出しを持っていると思うが、乙一本人が己の創作能力に諦めがついているなら仕方がない。ファンの間で評判高い【SEVEN ROOMS】だが、これこそ(……こんなもんで良いんだろ?)と投げやりに書いたインスタント短編に思えてならない。「理不尽な殺人」「カウント」「法則」「脱出」……この辺りをキーワードにパターンを繋ぎ合わせただけで、よほどその辺にありそうな既製品に思えるが、あれか、観光地で買う割増しの土産物か。まあ、乙一のファンならずとも、暇潰しには適う短篇集、かな?画像は、単行本を採用。文庫本だと、「1」「2」とわざわざ分割して営利主義に走っております。

集英社文庫:ZOO/乙一 (2003)

category: あ行の作家

tag: OPEN 60点 三大犯罪者 乙一

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まとめ【集英社文庫:ZOO/乙】

1.カザリとヨーコ2.血液を探せ!3.陽だまりの詩4.SO-far そ・ふぁー5.冷たい森の白い家6.Clos

まっとめBLOG速報 | 2012/11/20 01:11
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