ナマクラ!Reviews

05/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30./07

WHITE ROOM /YOSHII LOVINSON (2005)

WHITE ROOM
1. PHOENIX
2. CALL ME
3. 欲望
4. WANTED AND SHEEP
5. RAINBOW
6. JUST A LITTLE DAY
7. FINAL COUNTDOWN
8. NATURALLY
9. トブヨウニ(ALBUM VERSION)
10. FOR ME NOW
11. WHAT TIME

Price Check.――― ¥ 200

THE YELLOW MONKEYの成功が確約された曲が「JAM」ならば、吉井和哉のソロ活動を支えることになった一曲は間違いなく本作の先行シングル②「CALL ME」だろう。吉井和哉は作詞の妙手として数えられるのは衆目の一致するところだと思うが、同曲でも「狙い」済ましたフレーズを挿し込んでくる。それは「”人間的”とは何かな?」と問い掛けるラインであり、「人が人の上を目指し」と前置いて「” I LOVE YOU”が灰になる」と掛け合わせてくるライン、オマケで「恋に罪に欲に胸に花に水に風に雲に空に星に」と概念を並べて飛翔してくる最後のライン。吉井和哉は「狙う」とき、歌詞に二つ以上の「仕掛け」を施してくる。彼の基本的な作詞スタイルは、安易な言葉遊び……韻をガラクタのように踏むことだと解釈しているが、人が定める「名曲」な歌詞を把握し、そのニーズに沿って創れるところは、さすがロックスター!とやんやの喝采を送りたくなる。②に対する言及が長くなってしまったが、本作はYOSHII LOVINSON名義の最後のアルバム。前作同様、テクニカルな面は控え目ながら、盟友EMMAこと菊池英昭(G.)の他、セッション・ミュージシャンを起用しているため、演奏はかっちり仕上がっている。楽曲は陰を引き摺りながらも、⑥、⑦でスライドギターが飛び出すように、アメリカン・ロックを下敷きにした陽性も感じられ、次作にて実行される本命名義「吉井和哉」への準備が整ったことを予感させる。ただ、……どこか満足出来ないのは結局、THE YELLOW MONKEYのハードロックを依り代にした毒っ気を求めているんだろうな、と。

WHITE ROOM /YOSHII LOVINSON (2005)

category: は-ら

tag: MUSIC 250円

[edit]

page top

« ナマクラ!Reviews大辞典(随時更新中)  |  at the BLACK HOLE/YOSHII LOVINSON (2004) »

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://medeski02.blog95.fc2.com/tb.php/772-4f435819
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top