ナマクラ!Reviews

04/1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31./06

電撃文庫:灼眼のシャナ/高橋弥七郎

灼眼のシャナ
1.プロローグ
2.外れた世界
3.夕日、雨の夜、そして朝
4.シャナ
5.悠二
6.フレイムヘイズ
7.エピローグ

answer.――― 64 点

デビュー作『A/Bエクストリーム CASE-314[エンペラー]』にて世間に正統なまでの総スカンを食らい、作家として崖っぷちに立たされる以前に突き落とされた高橋弥七郎が、高校生ではかろうじてアンダーグラウンドで、大学生ではもはやメインストリームで流行りに流行っていた18禁ゲーム(のヒット作)から18禁の要素を取り外し、「萌え」×「バトル」×「速筆」=ミリオンセラー!の電撃的方程式を満天下で成立させた大ヒット・シリーズ第一弾!―――と、事実上の第二稿目となるレヴューなので長々と書くのを控える。第一稿は我ながらあまりにライトノベルの真理へと到達してしまった故に「発禁」処分とした。数年の後に自費出版しようとこっそり夢想している『Medeski製 文章読本』に本作のレヴューを載せたいと思っているので、読みたい人はお金を貯めておいて下さい♪価格は選ばれた(い)人しか買えないように壱萬円を予定しています♪♪さて、上記の通り、おざなりのレヴューで済ませてさせて頂く。本作は時機を得、いとうのいぢによるイラスト、アニメ化など当時の無双な後援を受けた事実を差し引いても、《良く出来た》ライトノベル。これを(とある観点から)雛型にすれば、どんなワナビー、畑違いの文芸作家でも、00年代以降のライトノベルを創ることが出来るだろう。ストーリー自体は強い女の子が出てきて、平凡なんだけど達観した主人公が実は凄くて、皆の平穏な生活を守るために敵をバチコーン!するというもの。ついでに結果、モテ始める。おそらく漫画『封神演義』の単行本あたりから売れる構図として確立されたのだと思うが、「白を背景に一人のキャラクター」という現在は飽和に飽和した状況ながら、それでも、売れる構図として採用され続けるデザインを、のいぢ千倍段はブレイクを賭けて惜しみなく披露しているのも特徴……っと、これはデザイン会社の方針だったけか?とりあえず、ライトノベルを書きたい人は読んで損は無い作品。一応、勘違いしないで頂きたいのは、私が指摘する《良く出来た》ライトノベルは○×の要素がある、□▲の要素がある、という小市民的な発想から切り込むものではない……アンダスタン?

電撃文庫:灼眼のシャナ/高橋弥七郎 (2003)

category: た行の作家

tag: OPEN 60点 高橋弥七郎 いとうのいぢ

[edit]

page top

« 電撃文庫:撲殺天使ドクロちゃん/おかゆまさき  |  星海社文庫:Fate/Zero/虚淵玄 »

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://medeski02.blog95.fc2.com/tb.php/791-a875b364
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
page top