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orbital period/BUMP OF CHICKEN (2007)

orbital period
1. voyager
2. 星の鳥
3. メーデー
4. 才悩人応援歌
5. プラネタリウム
6. supernova
7. ハンマーソングと痛みの塔
8. 時空かくれんぼ
9. かさぶたぶたぶ
10. 花の名
11. ひとりごと
12. 飴玉の唄
13. 星の鳥 reprise
14. カルマ 
etc...

Price Check.――― ¥ 150

貴方はノートの片隅に詩なり、歌詞なり、―――響きを正すならば、そんな「散文」を書いたことがあるだろうか?「無い!」と言い張るなら、それならそれで構わない。こんなことを訊くのも、書いていたほうがこのレヴューが面白く感じるというだけの話だ。シングル『天体観測』で、“ボクら”の、という枕詞を手に入れたBUMP OF CHICKIN。バンドの中心人物は作詞作曲を一手に担う藤原基央(Vo.&G.)であることにまず異論は無いことだろう。前作『ユグドラシル』から三年以上の間を置いてリリースされた本作でも、全ての楽曲に彼の名前が当然のように刻まれている。過去のレヴューでも言及しているが、私はBUMP OF CHICKINが「バンド」である意味をあまり見い出せていない。それは藤原基央の作る音楽がロックというよりも、カントリーやブルーグラスに根ざしていて、ロングヒットとなった⑭のような典型的な曲を除けば、藤原基央with BUMP OF CHICKINとでも評したくなるソロワークにしか思えないからだ。⑦はそんな私の主張を象徴する一曲で、見事なまでにバンドの姿が見えない。それでいて、「らしい」のだから末期的だ。本作は新規のファンを取り込むというにはバンドとしての新味が足りず、前作からのファンを何とか繋ぎ止める、そんな防戦一方な「繋ぎ」の一作と云える。この内容なら3rd『jupitar』の次に出せても良かっただろう。さて、冒頭の言及に戻ろう。「ガラス」である。どんなアーティストでも、特定のワード(主に名詞)にそれ以上の意味を無意識に込めてしまうことがある。それはひとつではなく、大概複数あるが、藤原基央の場合はたとえば「ガラス」の使い方が面白い。彼にとっての「ガラス」は、我々にとっての「ガラス」と意味合いが異なる。これは別に良い/悪いの話ではなく、ある種の個性を見い出すためのひとつの方法だ。貴方にも好きなアーティストがいるならば、歌詞の全体像を掴むのではなく、一単語を取り上げてみるのも理解が深まって面白いと思う。語彙は意識して増やすものだが、しかし、元から培っていた語彙はいつの間にかその人の中だけで複数の意味を持つのだ。……言ってる意味、分かるかしらん?分かると面白いんだけどね。好きなアーティストで試したら、自分のそういう言葉を探すのが醍醐味よん。

orbital period/BUMP OF CHICKEN (2007)

category: A-G

tag: MUSIC 250円

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