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第15回ファンタジア大賞 佳作:仙・龍・演・義 開演!仙娘とネコのプレリュード/秋穂有輝

開演!仙娘とネコのプレリュード
(あらすじ)
世界の異変を食い止めるべく異世界からやってきた仙人見習いの少女、リィファ。ある街に降り立った彼女は、自分を魔人と名乗る黒猫のノワールと出会う。そのノワールを狙う刺客の襲撃を受け、リィファは事件に巻き込まれてしまう。

answer.――― 34 点

こ、これは、……アマチュア作家さんですね(: ゚Д゚)ポカーンとビックリするような敵役の棒読みな台詞が並ぶ冒頭からして暗澹たる気分に陥り、例によって猫が出てきて、天使が出てきて、またまた敵役の台詞が棒読みで、と忙しなくため息を吐きたくなる展開に「買い」の要素はあくまで見当たらず。しかし、そんな希望も無いなか、あえての+査定を見い出すならば、表題からも察せられる仙人娘を西洋世界に飛び込ませたチャンポン感覚。この設定は出版年月を鑑みるに、腐女子ご用達の漫画のひとつだった漫画『封神演義』に影響されての発想だろう。東西の文化を折衷しようとすると、東のエキゾチックな面を無意識に緩和しようと思うものだが、著者は特段引きずられた様子無く、迷いなく西洋文化に仙人を投下し、そのままスレイヤーズさせている。……まあ、批評眼が育っていないだけだろうが。「あわわわわっ、〆切に間に合えっ☆彡!ヤッター、受賞!!」というお花畑なあとがきで謳っているように、ライトノベルが好きな女の子が筆のおもむくままに奔らせたのが本作の制作背景だ。そんなもんだから著者の次作は当然、「無い」。ただ、ほのぼのとした日常を描けるのは自作を愛している証拠なのでそれはそれで素晴らしいことだとは思う。ちなみに受賞後、大幅に改稿したようだが、国竜とは、……!『魔の芽』とは、……!って残り50頁で作品世界(造語)を説明したらあかんで。

第15回ファンタジア大賞 佳作:仙・龍・演・義 開演!仙娘とネコのプレリュード/秋穂有輝

category: あ行の作家

tag: ファンタジア大賞佳作 OPEN 30点 秋穂有輝

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