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シンガーソングライター/坂本真綾 (2013)

シンガーソンガー
1. 遠く
2. サンシャイン
3. everywhere(HAL mix)
4. ニコラ
5. Ask.
6. なりたい
7. カミナリ
8. 誓い(SSW Edition)
9. 僕の半分る
10. シンガーソングライター

Price Check.――― ¥ 150

「シンガーソングライター」、その表題通りの作詞&作曲、プロデュースまで坂本真綾自ら手掛けた意欲作。初のベストアルバム「Everywhere」で同名題の自作曲を手掛けて以来、曲ごとにプロデューサーが異なる7th「You can't catch me」など独り立ちへの準備をしていた感があったので、満を持してのリリース!とも云える本作。OPを飾る①はサビで繰り返される「遠く」以外に引っ掛かり少ない楽曲ながら、間奏のホーンセクションの物珍しさとドラムの主張の凄まじさに編曲者の仕事が見られる。と、このようにSSWの作品は結局、編曲次第で主役が変わるので、本作の鍵は編曲を担当した河野伸、渡辺善太郎の二人にある。前者は①、③、⑦、⑧、⑩を、後者はそれ以外の楽曲の編曲を担当。アルバムのリード曲はMVを作られた④なのだろうが、ハイライトは本作を既聴済みならば満場一致で⑦に決まるだろう。雷鳴のSEに導かれてギター一本、そこからVo.掛け合った後に絡んでくるストリングスは「SSW」坂本真綾を貶めることない編曲者の勝利だ。ながら、この⑦を除けば、可も無く不可も無く……の評価に落ち着く本作。手堅くまとめられ耳心地こそ良いものの、驚くような「何か」は見当たらず、曲の区別がつく瞬間は間奏(編曲者)任せになってしまっている。菅野よう子がプロデュースから離れても、ファンが坂本真綾を追い続けるのは「声」が主だった理由なんだろうから、SSWなんて箔付けで三十路を過ぎた女性の「これから」を巷の48グループ的な「成長」を見守る観点で《買う》のはキツイ。SSW成長譚はシングルのB面で披露して頂いて、次作以降は楽曲提供をしっかり受けて臨んで欲しい。それこそ未だ現役!なSSWの鈴木祥子なりに丸々一作プロデュースを受けるなりして。『かぜよみ』収録の「失恋カフェ」の出来も良かったので、TABO(ex-Superfly)のプロデュースでも面白そう。クレジットの注釈通り、③&⑦は過去収録の楽曲のmix違い、Ver.違いです。

シンガーソングライター/坂本真綾 (2013)

category: あ-な

tag: MUSIC 250円

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