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Pilgrims Progress/Kula Shaker (2010)

Pilgrims Progress
1. Peter Pan RIP
2. Ophelia
3. Modern Blues
4. Only Love
5. All Dressed Up
6. Cavalry
7. Ruby
8. Figure It Out
9. Barbara Ella
10. When A Bravo Meets A Maid
11. To Wait Till I Come
12. Winters Call

Price Check.――― ¥ 200

再結成を喜びつつも、前作の煮え切らない内容―――Kula Shekerの「メンバー」でバンドをやりたかったのか、Kula Shekerの「名前」でバンドをやりたかったのか―――に嫌でも頭を過ぎってしまったのは、結局は集金目当ての「再結成」疑惑。そうして、三年の月日を経てリリースされた本作の方向性は如何に!?と構えてみれば、チェロで重苦しく刻んでくるリードシングル①「Peter Pan R.I.P」に象徴される脱インド音楽、脱東洋趣味。前作で見せていたインド音楽の減退はいよいよ極まり、フォークサウンドを基調にストリングスでまとめあげていく楽曲群が、1stアルバム『K』で貼りついたバンドイメージを徹底的なまでに剥がしていく。前述の①、マンドリン、リコーダー、ハーモニカで葬送する②、「ど」が付くフォークな⑥は開き直った《バンドの現在》を伝えてくれる楽曲。ながら過去は過去で昇華していて、Kula Sheker印が打たれたサイケデリックでグルーヴィーな③、脱インド撤回のシタール、タブラで編んでくる西部劇フォークの⑤は個人的なベストトラック。クリスピアン・ミルズ(Vo.&G.)の怪奇奔放なギターは鳴りを潜め、ハードロック的なダイナミズムをもはやこのバンドに求められないのが残念と云えば残念だが、その代わりの年相応の成熟を見せてくれているので「次作」への期待も出来る作品なった。ごった煮インストゥルメンタル⑩のエレキギターの挿し方は、まさに、……エレキギター!って感じで好きですワ。

Pilgrims Progress/Kula Shaker (2010)

category: H-N

tag: MUSIC 250円

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