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The 2nd Law/Muse (2012)

The 2nd Law
1. Supremacy
2. Madness
3. Panic Station
4. Prelude
5. Survival
6. Follow Me
7. Animals
8. Explorers
9. Big Freeze
10. Save Me
11. Liquid State
12. The 2nd Law: Unsustainable
13. The 2nd Law: Isolated System

Price Check.――― ¥ 200

まるでデビューアルバムかのような、それまでの路線から一転!の、粗こそ目立つがそれさえ魅力に聴こえた4thアルバム『Black Holes & Revelations』―――そこに収録された長尺の“移民の歌”とも云うべき「Knights Of Cydonia」が今後のバンドの方向性を示しているのかと勝手に期待していたが、肩透かしを受けた前作『The Resistance』同様、本作でも引き続いて<コンパクト>に仕上げてきた印象。本作の目玉と云えるのはロンドン・オリンピックの公式ソング、実際に競技場でも披露された⑤だろう。 クラシックなコーラスを従えた、「らしい」大仰さを前面に押し出した曲で、一部音楽誌で"a thundering rock anthem"なんて称えられた終盤に挿し込まれるギターの痙攣ソロは虚仮脅しを突き詰めた迫力が確かにある。しかしながら、―――にしても、……と不満を持ってしまうのは何故なのか。正味な話、マシュー・ベラミー(Vo.&G.)が「憧れ」に挙げるRage Against the Machineのギタリストとして著名なトム・モレロ同様、ギタープレイに魅力を感じなくなったことが大きい。特徴的なだけに慣れてしまうと、単調にさえ聴こえてしまう。そういう意味で、ダブステップを消化した⑥はやはり新鮮で耳を惹く。デビュー当初より正統でも、そして、ついには異端でさえなくなったのだから、いっそジャズ、レゲエといった他ジャンルのアルバムを創るつもりで、新作の制作に臨んだほうがこのバンドは面白い曲を創れる気がする。まあ、スペイシーなシングル②のヘロヘロなギターとか好きだけどね。なお、クリス・ウォルステンホルム(B.)が自身で作曲した⑩&⑪で、メインヴォーカルを取っているのも特徴。元よりコーラスワークに定評があったが、メインヴォーカルでも全く問題が無い。巷ほどの酷評には値しないと思うが、とあるインタヴューでの、1曲が20分を超えるプログレッシヴ・ロックを創るかも、というマシュー・ベラミーのジョークがいつ実行に移されるのか改めて待ち遠しくなったアルバム。

The 2nd Law/Muse (2012)

category: H-N

tag: MUSIC 250円

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