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Operation: Mindcrime/Queensrÿche (1988)

Operation_Mindcrime.jpg
1. Remember Now
2. Anarchy-X
3. Revolution Calling
4. Operation: Mindcrime
5. Speak
6. Spreading The Disease
7. The Mission
8. Suite Sister Mary
9. The Needle Lies
10. Electric Requiem
11. Breaking The Silence
12. I Don't Believe In Love
13. Waiting For 22
14. My Empty Room
15. Eyes Of A Stranger

Price Check.――― ¥ 650

レーガン政権下のリリース当時、極度に保守化した社会に幻滅し、アンダーグラウンドの反権力組織に暗殺者として属する麻薬中毒者ニッキーの物語を奏でるコンセプトアルバム―――という本作を未聴なのに、麻薬中毒者ニッキーって... (゚m゚*)プッ!としてしまったそこの貴方、お前、Dr.Ⅹに改造されちゃうぞ!?と男鹿のナマハゲのように脅してみたが、実際のところ、本作はHR/HMの歴史の枠さえ超えて燦然と輝く傑作コンセプトアルバムである。今でこそ名作扱いとなっているIron Maidenの初のコンセプトアルバム『Seventh Son of a Seventh Son』が発売当時は賛否両論、あるいは完全な失敗作として扱われた理由は、同作より約一ヶ月前にリリースされた本作との対比にあり、ブルース・ディッキンソン(Vo.)自身もインタヴューで「もっと徹底的に作り込まなければならなかった」なる趣旨の発言をして敗北を表明する等、耳にしたこちらもお手上げなエピソードもある。では、何がそんなに凄いのかと云えば、単純にジェフ・テイト(Vo.)の高音から低音までレンジ広いパフォーマンスを始めとしたメンバーの緊張感湛えたプレイ、明朗なメロディもあるが、前述のブルースの趣旨通り、電話が鳴る、叫ぶ、発砲する、といった《作り込み》である。およそ視覚的で状況を把握させてくれる。SEと曲の冒頭をこれ程アイディア豊富にリンクさせたアルバムを私は他に知らない。また、個人的にスコット・ロッケンフィールドの硬質なドラムが、本作をプログレッシヴ・ロックならぬプログレッシヴ・メタルとして陰になり日向になり確立させていると思う次第。後半に失速するという評も目にするが、あながち否定出来無い部分があり、しかし、それだけ前半パートが秀逸という裏返しなので、ヘヴィメタルだからHate!している方は食わず嫌いせずに一度、物は試しに御視聴下さいませ。

Operation: Mindcrime/Queensrÿche (1988)

category: O-U

tag: MUSIC 750円 代表作

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