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One Way Ticket to Hell... and Back/The Darkness (2005)

One Way Ticket to Hell
1. One Way Ticket
2. Knockers
3. Is It Just Me?
4. Dinner Lady Arms
5. Seemed Like A Good Idea At the Time
6. Hazel Eyes
7. Bald
8. Girlfriend
9. English Country Garden
10. Blind Man

Price Check.――― ¥ 50

本作収録曲のクレジットには残っているものの、フランキー・ポーレイン(B.)がリリース前に脱退という報に何となくの予兆を感じつつ、―――大人から子供まで夢中にさせた、なんて使い古されたフレーズに違わぬ大成功を収めた前作『Permission to Land』から、いざ尋常に!の大英帝国の秘密兵器The Darknessの2ndアルバムは、プロデューサーにロイ・トーマス・ベイカーを招聘していることからも察せられる通り、QUEENの後継を睨んだ野心溢れる一作……だったが、見事なまでに大コケ、バンドは《一発屋》と認定されてしまった。しかしながら浮動票に見放されたのは話題先行、ジョークのようなジャスティン・ホ―キンス(Vo.&G.)の“ヨーデル”ヴォーカルの鍍金が剥がれたのかと云えば、おそらく違うだろう。単純に、前作として比して曲のクオリティが低いのだ。異国のメロディをアクセントにした曲が多く、そこにジャスティンの特異なヴォーカルが乗って―――物珍しさに腐心するあまり、リズムにまで気が回らなかったのが痛かった。どれも単調で、リピートを誘えない。1stシングルに選ばれた①はその典型に挙げられるだろう。しかしながら、脱退したフランキーを始め、メンバーも本作のベストトラックに挙げている⑥はまさに出色の出来。ケルトのメロディとヨーデルでなぞる中華風のメロディはひたすらに楽しい。ジャスティン自身も嗤う己の後退する頭髪をテーマにした問題作⑦も、歌詞を除けば、ダークなハードロックで耳惹くCool!な一曲だ。……そう、このバンド、実は歌詞がダサいのが最大の問題点。前作の大ヒットでジャスティンはバラエティ番組にも引っ張りだこだったらしいが、そのイメージがそもそも聴くことを拒否させてしまった部分があると思う。誰だって、好き好んで芸人の《ロック》なんて聴きたくないのだ。とりあえず、本作に関して云えば、前述の⑥さえ聴いておけば問題無いだろう。

One Way Ticket to Hell... and Back/The Darkness (2005)

category: O-U

tag: MUSIC 100円

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