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Land of the Free/Gamma Ray (1995)

Land of the Free
1. Rebellion in Dreamland
2. Man on a Mission
3. Fairytale
4. All of the Damned
5. Rising of the Damned
6. Gods of Deliverance
7. Farewell
8. Salvation's Calling
9. Land of the Free
10. Savior
11. Abyss of the Void
12. Time to Break Free
13. Afterlife

Price Check.――― ¥ 650

バンドの《最高傑作》のみならず、リリースされた90年代においてもメタルの《最高傑作》に挙げられることもあるカイ・ハンセン(Vo.&G.)率いるGamma Rayの4thアルバム。Gamma Rayは1stから3rd、そして、本作である4th以降という大きく分けての二期があり、その基準となるのは「誰が歌っているか?」のヴォーカル・パート。前期では専任Vo.としてラルフ・シーパースが、後期ではカイ・ハンセン自身がG.と兼任して歌い続けている。本作はその後期の始まりを告げる一作目なのだが、何故にVo.交代が起こったのかと云えば、ラルフがロブ・ハルフォードの抜けたJudas Priestのオーディションの最終選考に残り、バンド活動に支障を来たして止むを得ず、……という背景から。こんなエピソードからも察せられる通り、ラルフの実力は折り紙付きで、リリース当初ならず、未だ専任Vo.を迎えないことに否定的な意見も見られるが、カイのどこかユーモラスな声質は正統派とは言えないまでも個性的で、他のアーティストのアルバムにもゲストに招かれているように慣れてしまえば魅力的に響く。しかしながら本作、目を剥くゲストとして盟友マイケル・キスク(Vo.)が⑨、⑫でリードVo.を取っているため、余計に残念感が際立ってしまうのが玉に瑕。それでも、ドラマティックなコーラスとワウの歪みに彩られた大作①、蠱惑的な歌メロを持つ代表曲②、そのカウンターの小曲③と立て続くメロディック・スピード・メタルはカイがHelloween在籍中に残したキーパー・シリーズ(通称・守護神伝)と比肩するアルバムを作ったことを十分に証明してくれる。⑬は自殺した盟友インゴ・シュヴィヒテンバーグに捧げられた曲。シャウト、ギター、そして、この手の背景を持つ曲にしてはビックリするくらいドラムのオカズが多く、どこまでもカイ・ハンセンらしい「躁」が堪能出来る。

Land of the Free/Gamma Ray (1995)

category: A-G

tag: MUSIC 750円 代表作

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