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One Day as a Lion/One Day as a Lion (2008)

one day as lion
1. Wild International
2. Ocean View
3. Last Letter
4. If You Fear Dying
5. One Day As a Lion

Price Check.――― ¥ 150

長らく噂だけが先行していたが、忘れる程の月日を経てようやく届けられたRage Against the Machine(以下、RATM)のザック・デ・ラ・ロチャ(Vo.&Key)とThe Mars Voltaのジョン・セオドア(Dr.)というある種のスーパープロジェクトによるミニアルバム。RATMが解散して以来、ザック以外のメンバーはクリス・コーネル(ex.Sound Garden)を迎えてAudioslaveとして割合早く活動を再開していたのに対し、率先して脱退したはずのザックはジョシュ・デイヴィス(DJ Shadow)やらトレント・レズナー(Nine Inch Nails)やらと組んでの曲を披露するも一向にアルバムをリリース出来ずの状態が続いていたが、本作でとりあえず、脱退後、―――のディスコグラフィーを作成出来た形。その音楽性は想像通りの、本場顔負けのザックのラップスキル、叩けばいちいち粉塵巻き起こるジョンの重音のグルーヴ、そして、そこに(これは想定外……な)ちゃちでノイジーなキーボードを織り交ぜたラップ・ロック。リードトラック①の重気味良いカウントから飛び出す残念感漂うキーボードの装飾音は結局、最後まで残念なままで、このプロジェクトが失敗したことを確信させてくれる。それでも、邪魔するキーボードに耳馴染めば、そこからはロックのダイナミズムを堪能出来る―――ジョン・セオドア劇場!ひたすらリピートして「聴ける」イントロのドラムワーク③の他、どの曲も気づけば、耳が追っているのはドラムとなる。そういう意味で、ザック目当てに聴くと拍子抜ける作品と云えるだろう。結局、ザックはこの「One Day as a Lion」としてアルバムを出すことなく、そして、これまた噂だけが尾ひれをつけている自身のソロアルバムも出すことなく、元鞘に戻ってRATMのVo.として現在に至っている。……何がしたかったんだ、ザックよ。

One Day as a Lion/One Day as a Lion (2008)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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