ナマクラ!Reviews

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Difficult to Cure/Rainbow (1981)

Difficult to Cure
1. I Surrender
2. Spotlight Kid
3. No Release
4. Magic
5. Vielleicht Das Nachster Zeit (Maybe Next Time)
6. Cant Happen Here
7. Freedom Fighter
8. Midtown Tunnel Vision
9. Difficult To Cure (Beethovens 9th)

Price Check.――― ¥ 150

前作の制作過程からすでにその兆候が表れていたが、第1回モンスターズ・オブ・ロック・フェスティバルを最後にコージー・パウエル(Dr.)がついに脱退、次いで本作の曲作りの最中にグラハム・ボネット(Vo.)も脱退―――そこから急遽オーディションが行われ、Rainbowの3代目ヴォーカリストにはほとんど無名の新人ジョー・リン・ターナーを登用し、息つく間もなく歌入れ、リリース!の流れは、一種のシンデレラ・ストーリーのように映る。個人的な印象になるが、本作以降のRainbowは創始者であるリッチー・ブラックモアの「バンド」というよりも、このジョー・リン・ターナーのキャリアを築くための「バンド」のように思える。それ程に、ジョー加入後のRainbowはリッチーの迷走、低迷の感が強い。それは作曲に表れていて、後にグラハムが「ラス・バラードの曲以外は……」と脱退直前までレコーディングしていた本作収録曲を扱き下ろしたように、どれも場当たり的で、コンセプトを感じられない。「様式美」と決別しながらベートーヴェンの「第九」をアレンジした⑨を収録している矛盾はその端的な例に挙げられるだろう。それでも、前述のラス・バラードの代表曲にもなった①、それに劣らぬリッチーのソングライティング能力の高さを証明する②、そして、7th『Bent Out of Shape』で結実するハードポップ⑥が、ジョーの甘い声質を活かした後期Rainbowの「救い」となる曲群。それ以外はシングルB面がせいぜいのクオリティだ……が、しかし。実は、リッチーが埋め合わせるように弾きまくっている印象もあり、一概に切り捨てられないのが悩ましいアルバム。

Difficult to Cure/Rainbow (1981)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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