ナマクラ!Reviews

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Bent Out of Shape/Rainbow (1983)

Bent Out of Shape
1. Stranded
2. Can't Let You Go
3. Fool For The Night
4. Fire Dance
5. Anybody There
6. Desperate Heart
7. Street Of Dreams
8. Drinking With The Devil
9. Snowman
10. Make Your Move

Price Check.――― ¥ 200

「ロニー・ジェイムス・ディオにも、グラハム・ボネットにも唄えない、ジョー・リン・ターナーにしか絶対に唄えない」なる某レヴューサイトの②への評に、成る程、と納得させられた学生時代―――4thアルバム『Down to Earth』以降、「様式美」を捨ててアメリカのマーケットを意識した曲作りに腐心し続けたRainbowがようやく辿り着いた「哀愁」のハードポップな本作。ジョー・リン・ターナー(Vo.)加入後、冒頭に疾走曲を配することでアルバム単位のクオリティを維持出来ていないことを誤魔化してきたが、本作では性急なテンポに頼らず、ミドルテンポの良質のハードポップで「聴かせてくれる」。それも、それまでのアメリカン・ロック然としたからりと乾いた華やかさではなく、原点回帰したかのような憂いを帯びたメロディーで、前作で感じてしまったリッチーのギタープレイへの古臭さは微塵も感じられない。ようやく顔を出す疾走曲④の後には、これまた物哀しいインストの小曲⑤を挟み、耳鳴らしの⑥、そうして、待ち構える後期Rainbowの総決算と云える佳曲⑦―――といった具合に、「ポップスを歌える」ジョー・リン・ターナーを存分に活かした「作品」がついに完成。ハードロックの第一人者であるリッチー・ブラックモアの汚名返上となる好作となった。この一枚を最後にRainbowは解散となってしまうが、コマーシャルへの接近の「答え」を出せた事実をもっと評価しても良い、立つ鳥跡を濁さずのアルバム。

Bent Out of Shape/Rainbow (1983)

category: O-U

tag: MUSIC 250円

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