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Hot Space/Queen (1982)


1. Staying Power
2. Dancer
3. Back Chat
4. Body Language
5. Action This Day
6. Put Out The Fire
7. Life Is Real
8. Calling All Girls
9. Las Palabras De Amor
10. Cool Cat
11. Under Pressure

Price Check.――― ¥ 100

前作『Flash Gordon』からの悪い流れが断ち切れず、……という訳でもないだろうが、引き続いて売り上げ不振を招いてしまったスタジオアルバムとしては節目の10枚目となる本作。売り上げ不振の主だった理由は、とりあえず聴いてみれば納得の『The Game』からより推し進めたブラック・ミュージック路線から。フレディ・マーキュリー(Vo.)とジョン・ディーコン(B.)が主導したのがよく分かるのが、各曲に見られる“Hard Rocker”ブライアン・メイ(G.)の不在。②,⑥、⑨の自作曲では流石に自己主張を試みているが、他のメンバーの曲では、《鳴りを潜める》とはまさにこういうことを指すのがよく解る。ディーコン作の③ではギターソロを挿し込むか否か激論が交わされたらしいが、……いやいやいや、迷わず挿しましょうよ!?出来上がりを聴いたかぎり、これ、ギターソロが主役の曲になってますよ!?―――Merci beaucoup、Brian!そんな「お前はマイケル・ジャクソンにでもなりたいのか?」と問い詰めたくなるフレディ・マーキュリー(Vo.)のパフォーマンスを始め、ひたすらブラック・ビートで攻め立てる渋いアルバムとなっているが、ラストを〆る⑪はデヴィッド・ボウイとの共作である本作随一のヒット曲。曲自体はさして魅力的だとは思えないが、未だサンプリングされる中核のベースラインはやはり耳を掴む。後に発表されるバンドの第2のベストアルバム『GREATEST HITS vol.2』を基準にするならば、本作からQUEENのいわゆる「後期」となるのだが、対立した制作過程、にもかかわらずの商業的失敗により、メンバーの不和が深まり、バンドのしばしの迷走、停滞が続いてしまう。

Hot Space/Queen (1982)

category: O-U

tag: MUSIC 100円

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